フランス南西部にあるSarpourenx村の村長が、住民約260人に対し、墓地が満杯でこれ以上埋葬するスペースがないため、もしも死んだら罪を与えると通達した今日この頃、皆さん死に場を探して彷徨ってますか?
村役場に掲示された条例は『墓地に区画を保有していないのに埋葬を希望するすべての住民は、教区内で死亡する事を禁じる』そう。
つまり罰っせられないようにする為には、文字通り死に物狂いで教区外に出ろという事。
やはり"そろそろ"という時から死んだように生き続けるのでしょうか。
どうせならガイハさんは生きてるように死にたいです。
目を開けたまま、薄ら笑いで。え。
約1年ぶりに家族と鎌倉にお墓参りに行って来ました。
家族揃って出かける唯一の行事が墓詣で。
墓場で繋がるガイハ一家。
伊藤之墓、山田之墓、清水之暮…霊園で間違い探しをしたらさぞかし大変だろうなと不謹慎な事を考えながら墓磨き。
狭い敷地に親子三代"密集地帯"。
今以上ー それ以上ー 太ってしまったらー
あなたは ただ 恥じらうよりも 居場所が無くてー
何の話!?
思わず"メタボリックの心"を熱唱する玉置ガイハ。
"ガイブ(※1)"になったらお墓参りも出来ない!
お墓参りを終えると一路、七里ヶ浜へ。
目指すは『お魚亭』。
運転は母親、ガイハさんは地図係。
いくら一人旅で迷っても、車で迷う事はないはず!
細い道を行ったり来たり。
家族無言。
…。
G『ここどこ?』
ガイナビゲーションは役に立ちませんでした。
暫く徨彷った後に、目印を発見し軌道修正、お店は無事発見出来たものの今度は駐車場が見つからず、またもやぐるぐる。
ついに母親も
『ムカついたから路駐してやるわ!』
無茶苦茶なこじつけ。母暴走。
すると
『そんなのやめてよね!!』
すかさず怒りだす祖母。
母『停めるのよ!』
祖『やめなさい!』
狭い車内で親子バトル。
ガイハ居場所無し。
触らぬ女の戦いに祟りなし。いとおほけなし。
ゴジラとメカゴジラが火を吹く中、ガイハさんの
『この道行ってみたら?』
と当てずっぽうな提案で駐車場発見。
適当な助言で、なんとか平和は保たれました。
いわし寿司とつみれ汁、いわしフライと鰯ずくし。
皆が美味しそうに食べる中、小骨が刺さり細やかに悶えるガイハさん。
プチ痛い。
そんなガイハさんを差し置いて、店員のおばさんと母親が何やら話をしています。
お『あらモデルさん?』
母『いやいや違いますよー。』
満更ではない様子。
のぉぃ!
違うっ明らかに違うじゃないかっ!
確かに背は高い!
でも息子(今は骨が刺さって背中を丸めてますが)だって背は高い!
いくら営業でもそんなに持ち上げないでっ!!
なぜなら…
この人は本気にする!!
言いたい!一言言いたい!
ただ…言えば何か面倒な事になりそう。
それに骨が痛い!
ええい我慢。
あぁ鼻が高くなってるっ!!
そんなこんなで帰路へ。
車内で
母『昨日の夜、お魚亭で決めてくれて助かったわ。』
えっ?すみません、酔ってて覚えてません。
やはり適当でした。
※1…ガイハデブの事。




