公衆トイレにマジックで『頑張った!』と太々と書かれていた今日この頃、皆さんファイト一発してますか?
これは書き主の率直は感想か。
もしくは排泄を済ませた人間に対する労いの言葉か。
いやあるいは、読んだ人の『人生へのエール』かも知れません。
トイレだからといっても下を見るんじゃない!と。
そう考えると神のメッセージ!?
等と考えていたら、トイレペッパーが無い事に気が付きました。
神より紙を!
久しぶりに日記が現実時間に戻って参りました。
本来、シリーズの後はそれなりに話の種がある筈なのですが、相変わらずのストック0。
この3ー4日間何をしていたのでしょうか。
毎日が使い捨ての日めくりカレンダー。
仕方がないので、本日はつれづれなる話に連れ連れになって戴きましょうか。
まず、髪を切りました。ショートでアッシュな感じに。
で美容院で何かあったかというと何もありません。はい。
『ゲーテルの不完全性定理』について触れたわけでも、『サブプライム危機と金融機関のリスク管理の在り方』についての論議を交わしたわけでもなく、実際は『目の前に竹刀があったら、一人でも面を打ってしまうのが人の常なのか』とか『もし目上の人のそんな姿を目撃したらツッコミを入れるべきなのか』だとか、何ら実りの無い話をしてました。
結論は"退屈おばさん"なので省略。
ちなみに退屈おばさんとは、以前学校にいた話のつまらない緑のおばさん。正式名称は学童擁護員。
ほら、説明するとさらに無味乾燥。まだ幻想を残しておくほうが良かった!
そうそう、最近DoCoMoのCMによる攻撃に悩まされてます。
中学生の携帯バイブ音で。
あの振動音に3回は鼓動を打ち砕かれかけました。
テレビの音が大きいのか、対ガイハ用の周波を発しているのか、このバイブ音だけが、体内をダイレクトに突き抜いていく感覚。
いつかバイブレーションに殺される気さえします。
バイブでショック死。
家族にすら悲しんで貰えそうにありません。
それと同じ現象が起きるのが、おっさんのくしゃみ。
生理現象ですからある程度は仕方ないですよ。でも加減ってものがあるわけで。
『くしゅんっ』や『ビュンッ』、『オータムタムタム』なら別に問題はないですが、
『うぇぇぇくしよぃ!!ゥウォーイ!』
はないですよ。絶対。
隣で寿命収縮。
しかも『くしょ"ぃ"』と『ゥウォー"イ"』のあの余韻…追い撃ちか、或いは次なる攻撃に向けて自らを奮い立たせているようにしか思えてなりません。
恐らく愉快犯。
くしゃみすら凶器になる時代。
あぁ恐ろしい!!
最後にDoCoMo繋がりで、CMで流れてる曲について。
最近ああいった感情の無い平坦なメッセージで
『お前を守ってやる』とか『あなたに一生付いていく』みたいな歌が流行ってますよね。
しかもアンサーだとか。
人の携帯を盗聴したら同じ気分になるのでしょうか。
抽象性や叙情・叙景性を求めなくなったのか…音楽の世界から文学やアートの意識は失われつつあるように思われてなりません。
本は読まれなくなり、何かについけて映像化され想像力を失った現代人。
音楽にも想像力は必要とされなくなったのでしょうか。
共感すらも想像力が無ければ簡単にコントロール出来ますから、ある意味"売り手"はバンバンジ…じゃないっ万々歳ですが。
『コアなリスナーはわかってるから心配ない』だなんて言っていると、"音楽"の存在そのものが当たり前のもので無くなってしまうでしょないでしょうか。
昭和の時代に、本が読まれなくなる時代がやって来るだなんて思っていなかったように。
まぁ他にも思う事は多々…ぶつぶつ。
人間に対して憤りや葛藤を感じる事は殆ど無いですが、好きな事となるとどげんかせんといかんと思うわけですよ。はい。
まぁ、こうやって世論を敵に回すのでしょうね。
議論を生めるうちが華、賛否あってナンボですよ。
最後に、これに対する金蔵君の意見で今日は幕を引かせて戴きたいと思います。
>『お前を守ってやる』とか『あなたに一生付いていく』みたいな歌が流行ってますよね。
もう泣きたくなるね。
でも、これは聞き手が悪いよ。
これでも需要と供給のバランスはとれてるんだもん。
メディアが消費者を先導してゆく時代はある意味終わった。
いや、半々なのかな。
時に馬鹿な消費者にのっかるメディアもあるしね。
そういう意味でも相性いいよ。そんな幸せな輪には入れそうもないが。
最近クリエーターが増えてきてる気もするが、実はそれもあんまよくない。
もはや別物と考えていい。
小説にしたってさ。『悲しい』という感情を『悲しい』という言葉をそのまま使って表現するだけなんだもん。
でも感情移入できてないわけじゃないらしいから、またやっかい。
たいした説明もエピソードも無い状態から、登場人物に感情移入できる能力をもってるらしい。
同じように『愛してる』という言葉も直接的な表現で幾度となく登場。唐突に。
過程は重要じゃない。
なんたって、彼らは同じ世界線を生きてるんだから。ある意味共同体。
小難しい説明はいらないのさ。
そんなこんなで『音楽』のこれからは難しいだろうね。
単純に、流行ったら終わりって考えだと消えゆくアート以外は認められないということだし。
表に出る頃には薄まってる。悲しいね。
何にしろ探究心は必要だね。
マニアな自分に酔わない程度の。
