歩道橋の上で、白ジャケットに赤パンツのおじ様が音程外れのMr.Childrenを熱唱していた今日この頃、皆さん大都会の野外でエアライブ楽しんでますか?
歌っていたのは『Tomorrow never knows』。
確かに白昼堂々こんな格好で歌っていれば、おじさんの明日は心配かもしれません。
いや、もしかしたらライブ!?
おじさんにはオーディエンスが見えるのかも知れません!
こうなればエア同盟、セッションを楽しむしかない!!
…と思いましたが、全く接点がない上に音楽性が違い過ぎるので止めました。
ソロで頑張ってください。
久しぶりに、顔面アートのヤマンバギャルに遭遇しました。
ガイハさんの高校時代はガングロブーム真っ只中で、クラス内が"マサイ"状態(※1)、東京砂漠はサハラ砂漠と化し、センター街では毎日"祭"が行われていました。
当時、日本に訪れた外国人は皆一応に『リアルボイスイズドリーミング(※2)!?』と叫んだとか叫ばなかったとか、それに近い衝撃を受けたそうですが、確かに同じ日本人が見ても奇妙に感じるわけですから、空恐ろしいものに見えてしまうのも納得がいきますよね。
おそらく皆が一様に真似をしたから百鬼夜行のように見えるのであって、個人が唯一無二のものとして自己を表現したものなら立派なアートに成得えたでしょう。
そう考えると、第一人者は顔面アーティスト。
その功績、人類で初めて納豆を食べた先祖に負けずとも劣らず。
『黒くなったら違う世界が見えるかも知れない!』
マジックペンと共に突き動かされた好奇心。
もしくは
『逃げなければ捕まる!整形するお金はない…。』
自ら顔をパレットに変えた勇気。
どちらにしても、このメイクを作り上げた事が"恥ずかしい過去"なのか、"誇れる過去"なのか、そして今も現役なのか気になるところですが、案外竹の塚あたりのスーパーでひっそりと働いているかも知れません。
と色々気になったので調べてみたら、今の"アート"はヤマンバではなく『マンバ』と言うらしいですね。
容姿はヤマンバが進化したもので顔の色は更に黒く、目の周りを白のアイラインで濃く幅広に引き、唇も白系のグロス等を塗る等といった化粧をしている…そうです。
『マ』の有る無しでオールドタイプとニュータイプ位の違いがあるのでしょうか。
ただ一つ言える事は、格闘家のブラックマンバはマンバの中のマンバ。陰の教祖か。侮れないですね。
もしかしたら、欧米でゴスロリファッションが注目を集めているように、白い肌のマンバ達を見る時がやってくる日も近いのかも知れません。
地中海のほとりで金髪フランスマンバ!!
男もマンバ、女もマンバ、隣のばあちゃん白ライン!!
…ないでしょうか?ないない。
※1…黒板に日サロ割引券。クラスの半数が黒い中、ガイハさんとU田さんは夏でも長袖を通しました。
※2…U田語。リアルボイスの上級系。特に驚いた時の感嘆表現。