携帯の送信ボックスを見ていたら、友人に『112107』とメールを送っていた事実が発覚した今日この頃、皆さんメールでモールス信号送信しますか?
お酒の席の後『今日はありがとう』と送ろうとした様子、いったいどんな心境の変化があって『ありがとう』から『112107』に変貌を遂げたのでしょうか。
もちろん、それ以後返事は来ていません。
本人ですらわからないので弁明のしようもないのですが、このままでは申し訳がないので、もう一度感謝のメールを送ろうと思います。
『39!』。
それは一瞬のうちに起きた出来事でした。
公衆トイレでポケットから自宅のキーがスルリとダイビング。
小さな海の奥底で、ぐるぐると漂うハウスキー。
このままでは家の扉を開ける事が出来ません。
路頭を彷徨う迷子の迷子のガイハちゃん。
ご飯も水もなくなり痩せ細っていく猫たち。
主が居ぬ間に、空腹に耐え切れずガイハさんが楽しみに取って置いた"もんじゃ焼きチップス"やグレープグミを食べてしまうかも知れません!
あぁっ冷蔵庫の中には夜食用に残してあったマグロだってある!
もしかしたら、こさめさんはワイン片手にアンチョビカナッペ、ふーりんさんは湯舟に浸かりながらDSのFF4を勝手に進めてしまうかも知れません!
そんな事になったら、家の扉の代わりに心の扉に鍵が掛かってしまうでしょう!
なんとしてでも帰らねば!
しかし大事なキーはインザベンザ。
もしかしたら手を入れ掴もうとした瞬間に、フックが外れ仕掛けによって水と共に流されてしまうかも知れません。
そして『GAME OVER』。
あぁジグソウ!!
ここは慎重に…用具室に立て掛けてあったモップを拝借し、柄の部分を使って掬い上げる事にしました。
ガサガサ。
悪戦苦闘、一向に拾える気配がありません。
それどころか、少しずつ奥底へと押し出されています!
…やはりここはやるしかないのでしょうか。やってしまうしか!!
男の端くれフーテンのガイハさん、幻のゴッドハンドを使う時がやって参りました。
右手を掲げ、一気に奥へ。
何もないのに何か柔らかいものに触れる感覚。
きっと気のせい、後で誰かの背中で拭けばいい!
鍵を掴みそのまま引っこ…
…抜けない!!
斜めに捻った態勢のまま抜けない腕。
痛い痛い!!
全身の血液が滾(たぎ)る感覚。
レスキュー隊を呼ぶにも、携帯は右ポケットの中で届きそうにありません。
人っ子一人通らない田舎の公衆トイレ。
あぁこれは罠だったんだ…。
全ては仕組まれていたんだ…。
アンチョビを食べるこさめさん。
湯舟でDSを楽しむふーりんさん。
あぁ…
…
…。
そんな夢で4時にお目覚め。
お腹の上で丸くなっているふーりんさんとこさめさん。
よかった…。
緊張から開放されたせいか、"近く"なったのでトイレへ。
するとビリビリに巻き取られたトイレットペーパーが床一面に散乱していました。猫めっ…!