月曜日の朝、教室の扉を開けると普段と代わらぬ光景の中にただ1つの小さな変化…自らの机の上に花瓶、『あぁついに私の番だ…』心の中でそう呟き、虚ろな気持ちでふと空を見ると雲一つない晴天が私を迎えた…そんな事を妄想してしまうくらい冷たい風が心地良い今日この頃、皆さん何の話ですか?
ショートショートフィルムとして夏公開。
もちろん脳内シアター。
反響次第で外でも公開したいと思います。
紙芝居で。
『成人の日』の14日、新たに大人の仲間入りをした新成人の式典やイベントが全国各地で開かれた。新成人は、昨年より約4万人少ない約135万人。これまで最も少なかった丙午(ひのえうま)生まれが成人した昭和62年の記録を破って過去最低となった。
【毎日新聞】
少し前のお話になりますが、1月14日は成人の日だったそうでモビルスーツ姿の新成人のかたを沢山見かけました。
何人か明らかに年齢査証をしていそうなかたも見受けられましたが、大人になられた皆さんおめでとうございます。
永遠の21歳、大人になれないコドナガイハからの祝辞でした。
しかし今日、成人式は同窓会的な意味合いで捉えられるようになったためか、どんちゃん騒ぎや妨害等のモラル低下が問題となり、本来の『一人前の大人としての決意をすべき場』という意味合いが薄れてしまい、式典実施自体を見直そうとする動きがあるのも事実。
まして金髪に口ピアス、上下ベルベット姿の男(※1)など全くもってお話にならないわけです。
やはり終戦後と異なり『20歳=一人前』とはいかないもの。
というわけで20歳のお祝いを『半成人式』とし、本来の成人式を25歳になって行うというのはいかがでしょうか。
25歳の『新成人日』。
ところが25歳にもなれば、結婚をしている人もいれば、犯罪者や理由あり人、明らかに別人になっている人…悲喜こもごも事情があって参加しづらい事と思います。
そこで、そんな大人の事情を踏まえて、新成人式は日本人としてドレスコードは『歌舞伎ルック』。
これなら誰が誰だかわかる事がありません。
長唄や浄瑠璃と共にお偉いさんの啓蒙。
歌舞伎メイクの新成人は歌い舞い気付けば狐に!
あぁ誰かが化けた! 誰かが飛んだ!
今度は毒霧!ヌンチャク!それはザ・グレート・カブキ!
虹の都謡えばカブキロックス!!
街中混乱。
新成人式帰りに発生する顔の無き犯罪。
そして大浴場で…それは違う!!
あぁややこしいっ!!!
なんだかかえって危険ですね。
まぁ、結局25歳の新成人式が行われたところで、永遠の21歳は、永遠に年齢に追い付く事は叶わないわけですが。
そんなガイハさんは部屋でひっそりとベルベット姿で『天外魔境カブキ伝』でも楽しんでいようと思います。
※1…1月13日『元服の着違い王子』参照。