俯き気味の秋の夕暮れ、スースーしたい気分に駆られて1時間にホールズを3つも舐めてしまった今日この頃、皆さんため息のブレスケアしてますか?
結果、3つ目を舐めている途中で吐き気に襲われ断念、喉鼻すっきりどころか呼吸をする度に気持ちが悪くなりました。
メンソールの呪い。めんそーれ。
皆さん、スーハーしたい時も用法用量は守ってお舐め下さい。
【あらすじ】
タオルケット生活から脱っし、掛け布団生活をスタートさせたガイハさん。
快適快眠生活の予定が、興奮した猫さん達によって不眠生活に。
はたして、無事穏やかな安眠生活を取り戻す事が出来るのか!?
子の刻。
あまりの眠さにうたた寝とオリジナル歌謡曲の唱和を繰り返すガイハさん。軽いトリップ。
ここのところ睡眠時間があまりにも足りなかったので、眠気がピークを越えている様です。
早々と布団に潜り、猫達を確認する事も無く消灯。
クリーンナップ・クリーンミセス…。
…。
…z。
頭上からふーりんさんの声。
布団から顔を出し天井を見ると、箪笥の上にふーりんさん。
今にも、お腹目掛けて飛び降りようとしています。
怯えの夜の始まり。
着地地点を予想し、右に左に体を動かすガイハさん。
そこに合わせて飛び降りようとするふーりんさん。
無言の駆け引き。
キュピーン。
明らかに狙われています。
やめてください!お腹はクッションじゃないんだっ!!
以前、熟睡中に鳩尾(みぞおち)に落下、悶絶と咳ともに目覚めた記憶が蘇ります。
なんとしてでも避けなければ!
ところが、意に反して、対策を練れ間も無くダイブ。
!!
ドスッ。
ふとももの辺りを擦りました。
中途半端な痛み。
やり場が無い雰囲気。
やり場は無くとも寝るしかないっ!
今はただひたすら眠いっ!
だがしかし、そんな事を知ったこっちゃないふーりんが、布団の隙間を眺めながら入りたそうにアピールしています。
入れてなるものですかっ。
これだけ傷を作って、そんなは甘えは許されません。
心を鬼にし、寝たフリをするガイハさん。
ちょいちょい…。
ちょいちょい…。
隙間に手を入れアピールを繰り返すふーりんさん。
息吹(のフリ)のガイハさん。
人の顔を叩き始めるふーりんさん。
くすぐったい…。
あぁっもう!
でも我慢!ここで許しては全てが無駄になってしまう!
『にゃぁおーーーん!』
ひぃぃ…。
耳元で怒りの声。
次は引っかく宣言。
脅迫。
仕方なく布団に。
もぞもぞもぞ。
これでようやく寝られる…。
ガサガサガサ。
遠くで、こさめさんがひとり遊びをしています。
気にしない気にしない・・・。
もぞもぞもぞ・・・。
まっまさか・・・!?
弾丸の様に布団の中から飛び出るふーりんさん。
ドドドドドド・・・。
ドドドドドド・・・。
長い夜が確約されました。
