連載8か月を記念して、2月から読み直した今日この頃、皆さんチャランポン・チー?
読み始めて5分、あまりの酷さに茫然自失、自分に絶望、危うくディスプレイにコーラを流しこむところどした。
演技派として名の通っている女優が、太い眉毛とミニスカートで歌って踊れた過去を振り返った時のような心境。
製本版は5月からにしようと思います。どうかなかった事に。
”お互いになんとなく暇になった”という理由でU田さんと飲んできました。
気付けば毎週月曜日の恒例行事。
待ち合わせの場所も時間の指定すらも必要がなくなってきました。
U『リアルー!!』
先を越されてしまったっ!!
別に競っているわけでも、合言葉が必要なわけでもないのですが…
G『ボーイス!!』
調子が狂います。
まさか渋谷のど真ん中で、こんな葛藤に苛まれながらリアルボイスを叫んでいるなんて、誰も想像する事もできないでしょう。
もちろん、いつものお店へ。
鏡開き用の大きな樽に頭を突っ込んでいるU田さんを横目に、店員さんを待っていると現れたのは新人さん。
『個室が開いてないのでテーブル席でのご案内になります。』
なにっ!?
それはよくありません。
何故ならG&U、まる見えのテーブル席で"遊び"をしようものなら、苦情が来るのは目に見えています。
相棒の様子を伺うと、空っぽの樽の中から何かを掬おうと頑張っています。
楽しそう…
違うっ!そうじゃありません。
ここは開くまで待つしかない!
と思っていたら顔見知りの店員さんが個室を開けてくれました。さすが!
U田さんの態度にも全く驚く事もありません。
店『いつものですか?』
やった!ついに何も言わずとも通じました。
いつもの…常連という枠を越えビップな響き。
…いや、ちょっと待てよ…。
よくよく考えたらいつも男二人で同じメニュー、そしてはしゃぎぷり…これはあらぬ疑惑を持たれているのではないでしょうか?
もしかしたらメニューも聞かず、そっとしておきたいと言うのでしょうか!?
違う!
違うんだ!
何も聞かれていないのに、思わず店員に『待ってくれ!!それは違うっ!!』と言ってしまいました。フライングか…誤解か。
いつものように納豆焼鳥やシーザーサラダを食べていたのですが、U田さんの炒飯が一向に来る気配がありません。
『すみません、チャオズ!』
え?
『チャオズが死ぬ…』
…!?
…あわあわ。
『炒飯来ないんですけど…。』
つまりこれは、チャオズは天津飯がいない死ぬ(いたところで死にますが)=天津飯が欲しいという構造。
ただ天津飯と炒飯は別物なので噛み合うはずがありません。
店員はどこまで読めるのか。
否、読めるはずがありません。
ガイハさんだって読めません。
突発的な"でてこいとびきりZENKAIパワー"。
HEAD-CHA-LAどころではありません。
カラオケもエアライブもせず、おとなしく帰りました。



