パソコンの辞書ツールが消え、半日がかりで登録し直した今日この頃、皆さん頭の辞書からガイハさんの事デリートしてませんか?
復活記念で今日は顔文字を使って日記を書こうと思います。
(´・ω・`)・・・
(●・ω・●)・・・
(`・ω・´)・・・!
(´・Å・`)・・・!!
(sÅ24p@亜j)・・・!!!???
色々な意味で才能の無さに気づかされました。これからも普段通りでガイハ日記をよろしくお願いします。
夏と言えば野外フェス、野外フェスと言えば路上ライブですが、近所で週に2回ほど真昼に青空リサイタルを開いているおじさんがいます。
年の功は40程、度重なる洗濯でロゴの消えかけているAC/DCのTシャツにショートパンツ、首にはハーモニカ(一度も吹いているところを見たことが無いので、おそらく飾り)、たどたどしくギターを弾きながら、若干もたりながら長唄のようにやたら音節を伸ばして何かを熱唱しています。小野ヤスシ似。
当然、忙しい市民たちは立ち止まる事なく、ヤスシ(仮)は自己陶酔の世界。
これはガイハさんのエアライブと同じ様に5万規模の妄想野外ライブを楽しんでるのか、はたまた少年の頃に抱いていた夢を今だに捨てきれずに、非現実を彷徨っているのか。
AC/DCと言えば『流血ギター殺人事件』という『プロ野球?殺人事件!(FC)』に並ぶセンセーショナルなタイトルのライブアルバムを出しているくらいに阿保らしい…いっいや、熱いバンドだったわけなんですよ。
つまりその彼らのTシャツを着る事はロック魂と反骨心の表れであり、残念な人に見えてもどこか同情に似た共感を抱いていました。
ヤスシ(仮)はどんな事があっても、ロック魂と共に、aとcとdとスラッシュとそこにメンバーの姿があっただろう消えかけた人影の残るこのTシャツだけは着続けている
…そう信じていました。
ところが
昨日近くを通りかかると、
上半身裸になっていました。
36度の気温に負けない暑苦しい胸毛。ちぢれ。
おっさんはロックを捨てました。
魂の抜けたその歌声は、ただ伸びているだけで、そこに情熱はありませんでした。
元々うまくないし。
ステージの上で威圧し続けていたロックスターも、年齢を重ねていく内に、小枠なシャレの似合うディナーショーへと舞台を変えて行くんだ…と無理矢理納得するしかありません。
この広い都会の片隅で、どれだけの人がヤスシ(仮)の変化に気が付いたでしょうか。
これからどんな方向に向かっていくのか、遠くから見守っていきたいと思います。