交通違反の取調べで、免許証ではなく名刺を提示していたおっさんを目撃してしまった今日この頃、皆さん免許剥奪されてませんか?
検問やクレジットカード作成の時に堂々と名刺を出せるような男になりたいですね。
まっ車を持ってない人間が検問の心配する必要もないんでしょうけど。
目覚めて、髪の毛の不自然さ具合が気になるとくダネの小倉智昭に挨拶してさっそく出発。
伊東駅から来宮駅に。
当初『双柿舎』というまたもや明治の建築物を見に行く予定だったんですけど、修復工事で閉館していました。
しかたないので近くの梅園に。20代で一人梅園に行ける人はなかなかいないでしょう。
そもそも花の名前すらよくわからないし梅っぽかったら梅って言っちゃうような人間なんで、立派な冷やかしに思われそうです。
山道を登ってると昨日の痛みがやってきました…心の。いえいえ足の。
本気で痛かったので帰りたくなりました。
しかもそんなガイハさんに同情か非情か、傘の無い体に降りしきる雨。
梅園に向かう山道で足を引きずりながら濡れる放浪者…完全に敗北者です。ここにドボイ=敗北者の図式が完成しました。
『美しく咲く満開の梅を見ればこんな満身創痍の痛みも忘れることができる』そう信じて登りきりました。
到着。
梅…
…
・・・どこ?
あるのは枯木と青々とした木があるだけなんて花なんて咲いていません。
どこに梅の木々があるのか看板を見てみると
『梅の見ごろは月上旬~3月上旬・・・』
終わってました。
どこで見た展開
でした。
人は同じ過ちを繰り返す…
黙って帰るのも悲しいので散歩…なかなか見応えのある紅葉や滝に出会いましたが傷ついた心を癒すには物足りませんでした。それ以上に足が痛い…
たまにすれ違う老人や夫婦からは悲しそうな視線を感じます。
カップルなんかいないし、違った意味で大人の世界でした。
もう『あの人ハードボイルドだよ!』なんて思ってくれないのはわかってますよ。いいさいいさ・・・
電車に乗って熱海駅にお昼を食べて新幹線に乗って帰りました。
もちろん45分の道程も爆睡。
隣に座っていた男の怪しい鼻歌のメロディも気になりませんでした。
東京駅からは真っ直ぐ家に。もう歩く元気なし。
帰って足にテーピングして買い物に出掛けました。えっ?何言ってんのこの人。
矛盾の塊の人間なんで家帰って衝動に駆られたらリセットされちゃうんです。平成のドストエフスキーこと単純王です。
そんなわけで楽しい2日間でした。この日記読んでると一人旅に出たくなりませんか?
恥らいや世間体なんか気にならなくなりますよ。


