初めて弁慶を食べたのは小学5年生。

小学5年生の頃から通ってます。
 
ここのラーメン食べてラーメン屋になろうと
 
思わせてくれたラーメンです。
 
親父も「おう!なれなれ!お前みたいな頑固野郎はラーメン屋がちょうどいいよ」と言われて
 
何だかんだで和食料理人になりました。
 
つまりすべてのきっかけになったラーメンです。
 
親父も生前弁慶のラーメン好きで
 
土曜日のランチは必ず親子そろって
 
(時々妹with)😀通ってました。
 
親父が仕事関連で自称ラーメンに

詳しく大て好きなスタッフさんに聞いたらしく

親父につれてきてもらって以来なので

かれこれ30年近い。

時代が変わり屋台チックな
 
立ち食いではなくなりましたが未だに

営業しているのだから「超老舗」だ。

デフォであるラーメンも大分値段が変わった。

最初は680円スタートで
➡️700円➡️750円➡️780円➡️800円

デフォで800円だと高級系ラーメンの

仲間入りとなってくる。


そういえばよく親父が

「ラーメンといえば」みたいな質問に必ず

「佐野手打ちの万里」か「堀切の弁慶」と

答えていた。


僕が高校卒業して働くようになり

給料をもらうようになり弁慶のラーメンを

親父に奢ってやったことがある。

弁慶にいこうって話しになり

車の運転僕がして向かったことがある。

着いてオーダーをするとき

「ん?いいよ、俺金ある笑っ
なんだ?チャーシュー麺かい?普通のかい?」

「は?あははは笑っ生意気言いやがって。バカヤローが笑っお前にラーメンご馳走になるってことは俺も終わったな~笑っ。んじゃあ普通のラーメンで。」

生意気だバカヤローだと

色々と悪口たくさんだったがあとから

上野のおばあちゃんに聞いたら
洋ちゃん言ってたわよ~。
「聞いてくださいよ。うちのバカたれ、奢るってえらそうにラーメンですよ。どうせなら鰻とか言いやがれってんですよ。ラーメンくらいで生意気なんですよ。車の運転も下手くそで生きた心地しないままラーメン食いにいきましたよ‼️」と。

おばあちゃんは
「大地のお父さんは素直じゃないのよ。バカヤローとか悪口絶え間ないくせに嬉しそうに言ってたわよ。嬉しそうに涙浮かんでたし、おじいちゃんやらスタッフさんとかにもベラベラとおんなじような話ばかりしてたわよ。カセットテープみたく同じこと言ってるから笑っちゃったわよ」



そんな思い出が色々とあるのである。