皆様こんばんは
本日も一昨日に引き続き【iPhone vs Android】になります
一応世代遅れでiOS(iPhone)を何台か保有していますが、私はiOSに向いておらずiPhoneを使う機会は殆どありません
しかし、だからといって別にiPhoneが嫌いな訳でもありませんので、私的にiPhoneとAndroidの違いをまとめたいと思います
普及率
日本での現在の普及率は昨日のブログでご紹介したMMD研究所 2022年5月スマートフォンOSシェア調査の通りですが、世界的にみても約7割はAndroidと言われています※世界的なシェア率は調査元によってかなりデータが異なるのですが、概ね7割がAndroidと言われる事が多いと思います。
日本は豊かな国なので価格帯も高額なiPhoneの普及率が高く両者を比較してもほぼ互角である事は頷けますが、世界的に見れば圧倒的にAndroidの方が多い傾向にある様です
価格帯
AndroidはGoogleが提供元のOSで、基本的に製造メーカーはGoogleへのライセンス料を支払う事でAndroid OSを搭載できるので、独自にOSを開発する必要が無い事からOS開発コストが省かれて価格帯が安くなっていると言われています
※Androidはそもそもオープンソースとなっているので、Google Play等のGoogleアプリを搭載しない端末=あんしんファミリーケータイやキッズフォンではライセンス料は発生しない為、より安い価格で提供できるそうです。
Androidの場合、国内メーカーのスマートフォンの場合にはスペックよりも少し高めの価格が設定されている感じはしますが、メーカー・スペックにより1万円台~10万円越えまで幅広い価格帯の端末がラインナップされています
対してiOS(iPhone)はAppleが提供するOSで、外部メーカーにOSのみの提供は行わない事からiOSを搭載した全てのデバイス=Apple自らがメーカーとして発売しているデバイスとなります
メーカーが1つだけなので価格競争は起きにくく、OSの開発料もデバイスの価格に含まれる事から、iPhoneは高額になる傾向にあります
純正品のアクセサリはともかく、社外製のアクセサリ(保護フィルム・スマホケースなど)は圧倒的にiPhoneが安くなっています
これはiOS(iPhone)=メーカーはAppleだけというのが最大限のメリットになっていて、iPhone 13であればiPhone 13用のアクセサリを大量製造でき、大量製造しても売れ残るリスクが少ないので結果的に価格が安くなる傾向があります
一方Android端末では、メーカーと機種によりサイズなどが異なる事から、例えばソニーのXperia 10 IIIであればXperia 10 III用のアクセサリ・シャープのAQUOS wishであればAQUOS wish用のアクセサリと形状が異なるので、その機種に向けて作られたアクセサリを活用したい場合には高上りになる傾向があります
自由度・セキュリティ
Androidでは、root化などの特殊な措置を行わなくても、Google Play以外からAPKによるアプリのインストールが可能になります
これは自由度が高いという事である反面、セキュリティ面では大きなデメリットになってしまいます
しかし、PC(Windows等)ではアプリストアではなく、ソフト配信サイト等からダウンロード・インストールする事が一般的ですので、Androidでもきちんと安全性が確証が得られているAPKのみをインストールし、セキュリティソフトを常駐させておく事で基本的なセキュリティは保てると思います
一方iPhoneでは、脱獄や特殊なソフトウェアなどを使わない限りApp Store以外からのアプリのインストールは不可能です
これは自由度に制限がある反面、セキュリティ面では大きなメリットになります
また、一般的にApp StoreはGoogle Playよりも厳格にアプリの審査が行われている事やiOSコードが公開されていない事で安全性が高いと言われています
但し、両OS共に100%のセキュリティは望むことは出来ません監視アプリなども存在する為、スマートフォンを始めとしたデバイスではセキュリティリスクを完全に抑えることは困難です
初心者にはiPhone!PCと近い自由度を求めるならAndroid!
電話とアプリのみの定形的な使い方のみで問題ないのであればiPhoneが良いのかもしれません
初心者にはiPhoneの方がリスクが少ないかもしれません
逆にPCの様に自由にカスタマイズしたいのであればAndroid一択になって来ると思います
まとめ
その他にも以下の細かい違いを感じています
- iPhoneは、Apple製品でしか使えないLightningケーブル(Androidは殆ど互換性が高いUSB Type-C)
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iPhoneは、指紋認証・顔認証が両方利用できない(Androidは両方可能な端末も多くある)
- iPhoneは、iPhone 6s以降イヤフォンジャックの搭載が無くなった(Androidはイヤフォンジャックのある端末も多くある)
- iPhoneでは、FeliCa(おサイフケータイ)決済時に画面ロックを解除しなければならない(Androidはたとえ電源を切っていても決済可能)
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iPhoneでは、特殊なアプリを利用しないとホーム画面の好きな位置にアプリを置けない(Androidは表示で可能)
- Androidでは、多くのデバイスでSDカードが利用できる(iPhoneは利用不可)
- Androidでは、PCに接続しストレージ感覚でエクスプローラーでファイルの転送が可能(iPhoneは限られた形でのみ利用可能)
- Androidでは、ピクチャーインピクチャーや画面分割が利用できるので、2つのアプリの同時利用やYouTubeを子画面で再生しブラウジングをする事も可能(iPhoneでもiOS 14より対応)
- iPhoneでは、マウスを接続しての操作が出来なかった(iOS 13より対応)
上記の通り、iPhoneもAndroidで搭載されていた機能を対応してきているので、最新のiOSでは以前と違いより便利に使えるかもしれません
また、SDカードを搭載していない分不便ですが、逆に考えればSDカードを抜き出されるリスクがない分セキュリティが高くなります
FeliCaについてもデバイスを紛失してもパスコードが分からない限り決済されなくて済むメリットもあります(Androidでもデバイスによってはロック解除時にしかFeliCaを使えない様に設定する事も可能です。)
私の場合には、イヤフォンジャックが搭載されなくなったのがiPhoneを残念に思う所です
Bluetoothでワイヤレス機器を繋げばいいのですが、プロファイルやコーデックによって音質の劣化は生じてしまいます
そして、音の途切れリスク等も有線接続に勝る事はないので、例えば電話取材の際にはゼンハイザーの有線ヘッドセットを使う事から、私の場合にはAndroidしか選択肢がない状態です
甲斐犬人