徴兵制
私は徴兵制にした方がいいと思っています。
徴兵制にしたら、国民の国防に対する考えや国を背負う責任が芽生えると思います。
国を守るために自らの血と汗を流す自尊心・自立心を得られるのではないでしょうか。
しかし、自称平和を愛する方々に「人権侵害だ!自由を奪う!」と怒られそうです。
彼らは、「仮に敵が攻めてきても、ジュネーブ条約の無防備都市宣言(軍隊・軍事施設がなく占領されても抵抗しない。)に沿っていれば攻撃されないのだ!」と言い張ります。
戦争という極限の状態で敵国兵士にそんな道徳心があると思いますか?
「武力に侵略されたら、武力で抵抗せず、非暴力運動で抵抗しよう!」と言います。
銃口の前に立たされても、まだそんな正義を訴える勇気があるのでしょうか?
ガンジーみたいに立派な人なのでしょうか?
自分に対する暴力は、受け入れる事が出来るとしても、他人に対しての暴力はどうなのでしょうか?
自分の愛する人が虐殺されていても、非暴力運動で抵抗できるのでしょうか?
殺されるのをじっと見ていることが正義なのでしょうか?
自虐的史観や進歩主義的教育によって、国家意識や国防に対する堕落した精神が蔓延しました。
平和を守るのは自衛隊だけではなく、一人一人が国を守るという強い意志を持たなければ、我々の祖国日本を守る事ができないのではないでしょうか。
国に何かをしてもらうのではなく、自分が国に対して何が出来るかを考えるべきではないでしょうか。
国への義務や責任を果たさず、国は何もしてくれないとはただの独り善がりです。
国家存亡危機の時に、私的には参戦したくなくても、公的には国家や国民のために自己を犠牲にしなければなりません。
そして、その尊い自己犠牲に対して敬意をはらわなければなりません。
国を守るためには愛国心が必要です。国家への責任感や義務感が愛国心を支えます。
例えば、私の職種であれば、有事の際に近くに野戦病院を開設した場合に業務従事命令が出て協力を求められる事もあります。
有事法制・自衛隊法によって医療・土木・運送などの職種は有事の際には軍事協力が義務付けられています。
拒否すれば罰則を受ける事もあります。
「改憲したら徴兵制になる!」と言われますが、改憲しても徴兵制になる可能性は低いようです。
軍隊の装備はハイテク化され量よりも質になっています。
専門的な知識・技術が必要なので、自衛隊を徴兵制にしても1・2年間では、まともに訓練はできないのではないでしょうか?
規模だけ大きな軍隊を作っても役に立たないのではないでしょうか。
むしろ20歳前後の若者を徴兵すると国益にとってマイナスになるのではないでしょうか。
大学の勉強などで大事な時期にブランクができるので、日本のような先進国にとっては経済的損失や労働力の低下に繋がるのではないでしょうか。
私は徴兵制が好ましいと思っていましたが、徴兵制は現実的ではないようです。
日米同盟
また日本に基地を置くことで極東アジアの安定につながりました。
日本は「基盤的防衛力構想」という独立国として最小限度の武力を持ち、米国の核の傘と在日米軍に守られる事でGDPに対する少ない予算で防衛をしてきました。
日米のお互いの利害関係が一致したわけです。
「軍事力と外交力は表裏一体」「軍事と外交は車の両輪」という言葉があります。
日本はアメリカに守ってもらっているため、アメリカに対しては弱腰になっています。
国際政治ではアメリカの追従国です。
憲法9条を改正し自国は自国で守れるようになれば、アメリカに対してもモノが言えるようになるのではないでしょうか?
偽りの平和主義者が「米軍基地があることでテロが起きて一般人に被害が出る。」と言いますが、基地の広さと保有する爆薬の量・誘爆する施設などを比較した場合、地域住民に被害の行く可能性は低いようです。
アメリカ大使館HPに年次要望書というものがあります。
アメリカからの日本に対する外圧ですね。
あの郵政民営化もアメリカの外圧ですよ。
米国の一部の政治家はこのように考えているかもしれません。
「日本は現実離れをした論争ばかりやっていて、北朝鮮にテポドンを1発着弾させなければ日本は本気にならない…。」
「集団的自衛権を行使できないため日本は米国を助けられない。安保条約を破棄しようか…。」
「日本のために米軍の兵隊の命を無駄に出来ない…。」
「万が一の時は日本を見捨てて、沖縄の米軍基地だけ守ろう。」
本当にアメリカが助けてくれるのか分かりません。
仮に中国や北朝鮮が「アメリカが日本の手助けをしたらアメリカ本土に核をぶち込むぞ!」と言った場合に、数千万人のアメリカ人の命を犠牲にしてまでも、アメリカは必ず日本の手助けをしてくれると思いますか?
在日米軍の本当の目的は、日本の安全を守るためではなく、米国の国益を守るためです。
自国は自国民で守らなければならないのではないでしょうか?
憲法9条を改正し、米軍は日本から出て行ってもらって、核抑止力などの足りない部分は日米同盟で補うべきではないでしょうか。
支那の脅威…。
この国もわけのわからない国ですね…。
支那の脅威で1番懸念される事は、海洋権益を侵されていることです。
尖閣諸島・沖ノ鳥島では海洋資源を中国に狙われています。
また、潜水艦も日本の領海侵犯を繰り返しています。
主権を侵害されたのですから、これらを排除すべきなのですが、専守防衛のため攻撃できません。
支那―台湾間で戦争が起きればシーレーンが封鎖され、輸入に頼っている日本は混乱します。
いくら日本が他国の戦争に干渉せずとも人事ではありません。
支台間で戦争になれば、米軍も介入するため日本も周辺事態法を適応し後方支援を行う事になるでしょう。
支那の軍事費は2桁で伸びていますが、現在のところ日本に上陸して攻めて来るような能力はないようです。
しかし、核兵器を搭載した弾道ミサイルが日本に向けて配備されています。
共産党一党独裁であり、世論も反映されにくいので軍事力を行使するハードルは民主主義国家より低いと思います。
ですから、ミサイル防衛システムを配備することや、海洋権益を守るためには戦ってでも守り抜く姿勢と準備をしなければなりません。
「そんな事をすると、中国様が怒って軍備拡張するじゃないか!」と自称平和を愛する方々に怒られます。
では、日本がそのような態度をとらないといけないようさせているのは、どこの国でしょうか?
偽りの平和主義者は「全部いらない!福祉にまわせ!」と根本から否定するため、議論になりません。
日本は支那にODAを6兆円出しています。
それで道路・空港・鉄道を作っているそうです。
道路・空港・鉄道は有事の際には使えるわけですから、支那の軍備拡張の手伝いをしているようなものです…。
ODAはきちんと見直しをしなければなりません。
総理大臣が靖国神社に参拝すると支那・韓国・北朝鮮が抗議をします。
「アジア諸国との関係が悪くなる。」と言いますが、この「特定アジア」という3カ国だけが文句を言っているだけです。
インドやフィリピンが怒っていますか?
怒っているのは華僑の人たちです。
加えて日本国民の一部の人たちも「靖国参拝は政教分離に反する!」と怒っています。
では、なぜ伊勢神宮の公式参拝に怒らないのでしょうか?
マスコミが取り上げてくれないからですか?
支那には56もの民族がいて広い国土を支配しないといけません。
東トルキスタン共和国やチベット共和国を乗っ取り、自治区をつくったりしています。
多民族の分離独立を認めたら支那は虫食い状態になり弱体化するため、独立を弾圧するのです。
弾圧して批判が多いため、外に批判を向けさせるためにプロパガンダをやっているのです。
逆に、日本の指導者が靖国神社に参拝してくれるから批判ができるのです。