今日は珍しく妻と映画『TOKYOタクシー』観てうどん食べてきました | 昼は会計、夜は「お会計!」

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珍しく妻が「TOKYOタクシー」行く時連れってってと言われたので今日連れて行きました。たぶん東京でも、一度もなかったし、静岡に来てからも初めてのことです。私のネット予約と窓口での発券、タッチ決済による支払いで、難なくチケットが手元に。列を作ってる人を横目に、仕組みを知ろうとしていない人には分からない。

 さて、映画は、原作が「パリタクシー」でその日本語リメイク版とかで、山田洋次監督が93歳で実際の映画制作現場で陣頭指揮を取られた結果で、舞台は東京の柴又からあらゆる美しい場所を思い出のために巡る。85歳のマダム・高野すみれ(倍賞千恵子)が老人施設に入所するための移動に添うのが個人タクシーの運転手・宇佐美浩二(木村拓哉)は娘の進学に伴う入学金、車の車検代、家の更新料など生活ものしかかり頭を悩ましている。ある日、突然、電話でタクシーでのお迎えの代理を頼まれ柴又へ迎えに行く。そこから葉山へまっすぐ向かうことなく思い出のために都内を巡る。初めは慣れない二人のやり取りながらあちこち関係先を巡ってるうちに、だんだんと打ち解けていき、すみれの人生を語り始める。それはなかなか壮絶な、しかも時代も女性の権利や立場が今よりもっと弱い時代のこと.そんな社会を反映させながら人生が語られていく。合間に浩二の結婚の経過や今、抱えている問題なども問わず語りに話していくことになる。東京の素晴らしい風景や横浜の夜景などを織り込みながら時間は進んでいく。そして、なんとか葉山の施設にまで到着する。そして、帰宅後、またその施設に妻を連れて行くことなど約束してきたことなど話し、後日、施設に行くとすみれは死亡していた。そして本人が書いた手紙を渡される。そこには驚きの事態になったことが明らかになる。(ネタバレになるので略)

 出演者には、主演の2人以外にも蒼井優、優香、笹野高史などなどのそうそうたる脇役陣を揃え、原作がしっかりしているために大きな枠組みがしっかりしたいる中で、山田洋次さんらしく構成が組み立てられていて、観る人を惹きつけ、様々な味の涙を誘うことができるだろう。観終わった後の清々しい思いは久しぶりでした。率直にいっていつも言うように旧ジャニーズは好きではありません。中でも木村拓哉は別格です。が、そこはさすが山田洋次さんが何から何まで指示されたようで、いわゆらジャニーズのキムタクという色はなかってように思います。それで素直にこの映画を見ることができたように思います。

 最近の何やらよく分からない映画が多い中で、ストーリーや構成がしっかりしているというのは観ている人を置いていかないと.つくづく思います。

 帰りに最近テレビCMでよく見る某うどんチェーンの牡蠣あんかけうどんを食べました。