証券口座の乗っ取りによって3ヶ月の間に954悪縁が被害にあったというニュースを見て驚いた。特殊詐欺もそうだが「日進月歩」の技術の進化だが、今回ののは誰証券口座の乗っ取りによるいます被害額の多さに、あらためて驚かされた。内閣や総務省やデジタル庁などを沢取り組み始めたころ、あの「河野」とかデジタル化推進派の政治家が、盛んにデジタル化やもDX(出デジタルガリレオトランスフォーメーション)という言葉を盛んに聞かされた記憶がある。そして。さまざまな意見があったマイナンバーカード制の導入を「意地になって」と巨額のポイントのいう名前の税金バラマキでいっきにゴリ押しした。しかも一番避けなければならなかった健康保険証との一体化いわゆるマイナ保険証の推進と紙保険証の廃止まで決めた。
しけし、マイナカード自体もマイナ保険証もさまざまな事故やトラブルが相次いでいる。医療機関からの訴えは最近のメディアは取り上げないように言われているかの如く報道されなくなった。実際にはこれからますますトラブルは増えるだろう。
だって先日、本欄に書いた私自身の経験でも熱海から隣街の函南町に引っ越しただけで、しかも介護保険や高齢者保険医療制度の実施主体である広域連合内同士の自治体間の異動に関わらず、保険料を年金が天引きされていたものが、一旦御破算になり、取りすぎたと返還され、新しい自治体からは督促状で収めろというのがきたりして、保険料すら引き継げないデジタル化以前のシステム硬直化が現状に横たわっているのだ。
マイナカード推進派は、日本のDXは遅れてるとか、「もっとやれ!早くやれ!」と言い続けてきたが現状を知らなさすぎる。
特殊詐欺も最近は警察を名乗っての電話であっという間に一千億円を超える被害が出てるという。それに使われてるのがLINE電話だというのもら特徴だ。今や自治体などでも平気でLINEを使ってので誰も気が付かなかった。「官庁ではLINE電話は使ってません」と言えなかったからだ。テレビなどでも、そのことに触れないで、本物との区分をいろいろ喋ってるが、LINE電話は警察は使いません、その瞬間詐欺だと知ってくださいと言えば済むことだ。
今回の証券口座乗っ取りも大手含めて名だたる証券会社の口座が被害にあってる。ほとんど対応は個人に任されている。こんなところにも日本のデジタル化の現状は、まだまだなのだ。病院や、自治体のハッキングも未だきちんと防止できていないのだ。
誰の利益になるのか無理くりマイナカードでを推進してきたが、数年後にはそのカードのデザインから全部変えるために膨大なお金がかかる。システム改造の費用、ハードの費用、発行済みのカードを回収して新カードを届ける費用、プラスアルファで、信じられないほどの税金が使われるが、きちんと反対を表明している野党もいなさそう。デジタル化には誰も反対できなくする何かがあるのか。
先に出た警察の電話番号がスマフォに表示されることも、未だきちんと解明されてはいない。色々書いてきたが、要は日本のデジタル化は基本のところで合意や方針がないまま、バラバラに推進されてるので、総合性や系統性にかけて、セキュリティ面での脆弱性が克服されていないのが、現状なのだ。だから、マイナンバーカードなど、(将来もずっととは思わないが)今はまだ早すぎるというのが、現状だ。もっと、着実にデジタル化のインフラ整備からやらなければならない。
世界でも総背番号制をやり直したところもいくつもある。日本も一部の政治家のゴリ押しだけで進めてきた現状をいったんストップして、やり直しをすべきである。