このいやー なんとも大変な一日でした。昨日、早朝起床時にこのプログのダイレクトメッセージで「京都橘はすでに出国してます。、だから残念ながら応援には行けません」(通りすがりさん)というのが来ました。今思い出せば、確かに1回目のローズパレードの時にも、ロスアンジェルスに入ってエンゼルスの巨大な駐車場を借りてのパレード練習を、確か3日か4日ぐらいやってました。この時期に国内にいられるはずもありません。
気を取り直して新幹線に向かったが、これまた昨日朝から岡山付近での沿線火災の影響ですでに上下線とも遅延が出ていました。行きはともかく帰りにはえらいことになってました。
さて、千駄ヶ谷に着いて初めての新国立競技場。大変興奮しました。メインスタンドから見てグランド左側にブルーのジャージの吹奏楽団が大挙いて、開会前に突然爆王を響かせ始めた。テストなのか本番なのか区分がつかないで次々と曲を始めた。市立船橋高校のブラバンだ。開会が告げられ選手入場が始まった。
例のサッカー選手権大会のテーマソングは、春夏の甲子園大会の大会歌同様に、青春の切なさを偲ばせて聴いていて涙ぐんでくる。ただ甲子園と同様になぜか各チームとも掛け声と共に手を振り堅い行進となってるのは、なんとかならないかといつも思う。もちろん中には肩の力を抜いて自然な歩きに近いチームもあったり、リンゴを掲げたり、阿波踊りを入れたり、独自色を打ち出すことも、結構あった。市船の演奏は繰り返しテーマ曲やスポーツ番組お馴染みの曲を次々と爆音響かせて、それもすごいなと感じる。最後のチームの紹介アナウンスの後、演奏は市船との紹介があった時に、期せずして拍手が起きたが、誰もが感じていたのだ。
また、さすがサッカーだけあってか坊主頭の選手は全体で数人しかおらず、やっとサッカーでは、ここまで来たのだと感じた。
開幕試合の帝京対京都橘高校は、開始5分でセットプレー対応ができず先制点を許したこと、後半やっと同点弾を決めた後にも緩みがあったのか勝ち越し点を入れられたのが、もったいなかった。ただ多くの人がいい試合だったという声を上げながら席を立っていく姿に、吹奏楽部がいない京都橘高校応援席に心から、お疲れ様を言いたかった。試合としてはコーナーキックは多かったのにマンネリ気味の後方待機型で、あれが勿体無いかったと試合中にすでに腹が立つくらい繰り返していたことが印象的だった。
【バックスタンドスタンド方向】
国立競技場は私にとっては職場から自転車で青山方面へ行く途中だったりして、何かと通った場所で何十年ぶりかに実際に中まで入れて、いい思い出になりました。帰途は東京駅が、帰省客に列車の遅延も含めて大混乱、大人の休日倶楽部の割引券も通じない期間で帰りのチケット購入も大変な行列で、列車内も珍しく通路内まで客が溢れて大変でした。