静岡でのコンサート 感動と新たな発見に揺れる思い  | 昼は会計、夜は「お会計!」

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 昨日のマンドリンアンサンブルSIRIUSのコンサートは、人生で初めてのプロの演奏家、アンサンブルによるものだ、本当に感動した。

 早めに静岡に着いたのはいいが、寒さもあり時間を潰さなくて会場時間より前に会場へ。ことわってホールに入れてもらい、その時から圧倒された。舞台には8人(この時ソリストの人は居なくて8人、フルだと9人)しかいないのに、この迫力は何?という感じ。今まで聴いてきたのは、、みなアマチュアばかりだった、それがプロになると音がまるで違うのだ。

 それと、会場のキャパがあまりにも小さいのにまず、びっくり。席数を数えても140席くらいしかない。私の小さなマイナーなアンサンブルでも定期演奏会はもっと大きな会場だった。 

 一部は少人数でのアンサンブル。初めは4人で、昭和のポップス、次はギターソロ、マンドラソロ、マンドリンとギターのデュエット、次に圧巻は静岡東校出身者だけの4人での、アンサンブル。メインはソリストのマンドリン、ギター、マンドセロ、コントラバスだが、実にハーモニーが綺麗で、4人とも思えないポリュウムも凄い。二部が、フル編成1stマンドリン2、2ndマンドリン2、マンドラテナー1、マンドセロ1、コントラバス1、ギター2でブルで9人。

 初めは、バイオリン協奏曲のビバルディの「四季」をこの編成でやったのだ。ソリストの小長井🪽さんは静岡東校から洗足学園音楽大学を卒業して、多彩に活躍されてるマンドリストらしい。その人が見事に、バイオリンの激しいメロディー部分をマンドリンでこなしているのにびっくりだ。指揮者もいないが、お互いがが顔を見合わせながら呼吸を合わせ。音の強弱のメリハリなども見事としか言いようがなく、マンドリンでやってることを忘れるほど。そのあとはウエストサイドストーリーセレクションと題して、あの懐かしいウエストサイドストーリーのなかの馴染みの曲を次々と繰り出した。最後は「アメリカ」を激しく盛り上げそこから、「マリア」へと繋いだ。

最後の曲は、私は知らなかったが多分新しいマンドリンオリジナルの「風の記憶」(長谷川武宏)だ。マンドリンアサンブオリジナルらしい構成や展開で、聞き応えがあった。大拍手の中.MCは、「こんなにもいっぱいお客さんに来ていただいて」と感動した様子。しかし、私がびっくりしたほどのキャパで、「エッ、これでこんなに嬉しいんだ!」と、やはり、残念ながらマイナー分野であるマンドリンの世界にいるとこうなるのかと思ってしまう。プロですらこうだからとも思う。

 いずれにしても最初に書いたように私にしてはマンドリンアンサンブルでこれはどの演奏ができるのかと驚きだ。マンドリンはともかくマンドラ、マンドセロが1人なのに、こんなに音が出せるのか、存在感があるのかと思った。コントラバスがいて、マンドラ、マンドセロという低音部が、この3台が大きな役割を果たしていた。 

 会場で配ってチラシにもあったが、来月8日に静岡マンドリン同好会の50周年記念演奏会がある。同じ日に三島で市民吹奏楽団が定期演奏会をやるのだ。この日、どっちにするか、また私はこの歳でどの楽器を買うかまだ決まっていない。迷いは続くのだろうか。