沖縄慰霊の日だが「サンモニ」すら扱わなくなって | 昼は会計、夜は「お会計!」

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6月23日は、先の大戦で沖縄における組織的な戦闘が終結した日ということで「慰霊の日」として正午から平和記念公園で戦没者追悼式が行われる。気のせいがメディアでの報道も年々少なくなって来ている。本日、放送日のTBSや、サンデーモーニング」でも特集どころかコーナーもなかった。朝日新聞はさすが「天声人語」では触れられていた。

 先の沖縄県議選で知事与党が減らして過半数割れをしたという。沖縄の人たちにとっても、もう「辺野古」も古くて飽きられる話題なのか。歴代自民党政府の沖縄差別政策や露骨なお金による誘導にも従わない沖縄県に対してあこぎな無視を決め込んだり、辺野古の地盤軟化が酷すぎて本当に基地建設が疑わしいという学者たちの見解が出ても、何しらぬ顔、何回もやった県民投票やこれまでの知事選挙で県民の意思をまったく無視して平気という政府の仕打ちに対して、多くの沖縄県民は、自分ごとと受け止めてはいないのだろうか、知事が悪いくらいに感じているのだろうか。

 まして、米軍施設の7割を沖縄に押し付けておいて知らぬ顔をしている圧倒的な国内自治体や国民もいったいどうなっているのだろうか。

 こういう私もいい歳になるまで沖縄のことはまったくわからなかった。大学の沖縄からきていた学友は「留学生」だった。逆に岡山県出身のある女性の同級生は沖縄県民に役に立ちたいと敢えて沖縄に就職した同級生がいた。1970年で、まだ沖縄返還まで2年前のことだった。

 働くようなっても高所恐怖症で飛行機に乗れなくて飛行機に乗る出張はすべて断っていたが、かなり歳をとってから突然、沖縄の歴史や沖縄戦に関わる本を大量に購入してきて、読み漁ってから、沖縄に行く機会探していた。(その前に幸いにも飛行機恐怖症は克服していた)ある時、高校の先輩の元彼女で、私にとっても大切な先輩であった方が結婚後沖縄で生活されてることを知り、その方に会うことも兼ねて、広島カープ春季キャプ見学に行ってきた。レンタカーで沖縄をあちこち周り、辺野古にも行ってきた。それから数年間、春の恒例行事で沖縄に行ってた。(コロナで休止していたが、今春は申し込もうとしたが取れなかった)

 今、正午でMLB中継からNHKのお昼のニュースに切り替えて黙祷を捧げたのがせめての行動だ。