映画『サン・シェバスチャンへ、ようこそ』を観た 映画愛が溢れる楽しい映画 | 昼は会計、夜は「お会計!」

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昨日は水曜で、映画と入浴に出かける日。伊豆地方も冬晴れだが風が強く、峠道では富士山もすごい風で雲やら雪らしき白煙かが流されてよく見えない。あのと書いてもいい「ウッディ・アレン」監督か、脚本も書いてサン・シェバスチャン映画祭のオープニング上映されたという作品。

 【公式HPの紹介記事】 

かつて大学で映画を教えていたモート・リフキン(ウォーレス・ショーン)は、今は人生初の小説の執筆に取り組んでいる。映画の広報の妻スー(ジーナ・ガーション)に同行し、サン・セバスチャン映画祭に参加。スーとフランス人監督フィリップ(ルイ・ガレル)の浮気を疑うモートはストレスに苛まれ診療所に赴くはめに。そこで人柄も容姿も魅力的な医師ジョー(エレナ・アナヤ)とめぐり合い、浮気癖のある芸術家の夫(セルジ・ロペス)との結婚生活に悩む彼女への恋心を抱き始めるが…。

 主人公モートはサン・シェバスチャンを訪ねてからたびたび夢をみる。この夢が白黒で再現映像なのだが、ストーリーにに絡ませながらの映像がどうやら私は知らないがかつての名画のオマージュらしい。あるいは、映画ファンに囲まれた食事会の席上、熱弁を振るうモートにどんな映画を観たらいいか?と聞かれた時に、モートは日本映画の作品名、役者名や時には音楽担当の「シンイチロウ・イケベ」とまで話して、煙に巻くのだが、世界の映画ファンからしたら、なんともマニアックなほど遊び心に溢れていて、エンタテイメントとしての映画が、演じる人、撮影する人、関係者みんなが楽しみながら作ってきたんだなと感じさせてくれる作品だ。

 ただ、公式HPでも謎の紹介をしているのだが、ラストにあっと驚く人を登場させてるらしいのだが、残念ながら私は思いつかなかった。というか、若い頃はそんなに映画を観てはいられなかった日々を過ごしていた。

 でも、この映画のあちこちに散らばる映画愛や洒落た遊び心に、ニヤリとさせられ映画って楽しいなと思わせてくれた作品でした。