夏の甲子園 慶応の優勝は出来過ぎ、仙台育英が可哀想 | 昼は会計、夜は「お会計!」

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昨日の甲子園決勝は見てられなかった。史上初の先頭打者ホームランに始まり、アナウンサーも異常なほど興奮して大きな声、スタンドのブラバンも、応援の人の声援も、音声担当が何か調整しているのかと思うほどの爆音が常に鳴り響き、点数が入るたびの「陸の王者 慶応」の大合唱。球場中に響く爆音。あにはからんや、5回のなんでもない外野フライをレフトとセンターが衝突して落球。ことここに至って、多分、仙台育英の選手たちは最上な精神状態ではなかったはず。どこかの局の解説員(仙台出身)は「アンフェアーと思ったほど」と述べてた。 

 全国から駆けつけたOBの人たちの気持ちも理解できなくなはないが、球場中を取り巻く「陸の王者京王!」と、勝ち誇って歌う様は、まるで、異空間。

 終了後の、インタビューでも、慶応森林監督の話す内容も主将が話す内容も、全くもって正しく、正道を行き、「立派!」と言う他はない、もしかして彼らがいうように高校野球の歴史を変えるかもしれない。

 昨日から今日のテレビ番組でもことの他、特集を長時間やって、ベタ褒めの、大合唱。そこに、慶応そうのタレントなどまではしゃいで。まるで天下国家をとったかのような勢い。それにひれ伏すように拍手する出演者たち。

 まるで、選挙のたびにとうせんしゃを増やした、阿部一強体制を築いた時のよう。政治から経済、アカデミアまで至る所に力を持つ慶応だからこその大がかりの喜びだろう。野球強豪であっても、それだけの高校ならここまではいかない。北海道苫小牧が夏2連覇した時も、それだけの話し。おそらくかつてのPLや大阪桐蔭がかってもここまでにはならない。

だからこそ、慶応野球部は立派だし祝福したい。多分.慶応の選手たちは今後、光を浴びながらの勝者の道を歩くだろう。

 一方、おそらくかつてない緊張や恐怖の中で普段の力を発揮できなかった仙台育英の選手たちに、私はせいだいな拍手を送りたい。須江航監督がいうように「人生は敗者復活戦だ」。