ところが、小池せんは昨日も、最大の数値について「皆さんの協力への警告でもかる」と脅かすしかない。四連休の外出をお控えしてといってるだけ。この人は、もう政府の責任にしようとして何も能動的には進めようとしていないように見える。しかし、クオモニューヨーク州知事の例でコメンテーター達の論が極めて正当性が広まれば小池さんの野心も含めて潰されるだろう。
さらに驚いたのは静岡の川勝県知事が熱海を名指しで「一部地域への移動の警戒」とまで発言した。それでいながら熱海のクラスター発生発生の公表までは、感染者情報はすべて非公開ばかりだった。店名を公開したが、相変わらず感染者報告は年齢から性別までみな非公開ばかりだ。本人が望まないとのことだ。もちろん一部地域でのプライバシー侵害事案も起きているが、感染者の居住地や生活圏も分からない、主な行動履歴もわからないでは、住民はただ恐れて動くなと言われているようなもの。法的にも指定感染症としての対応がこれでいいのか。東京など全国でも保健所の追跡ができなくなっている中に、個人が言わない、話さない、電話にも出ない、などへの対応で苦労されていると聞く。
県知事があのようにカラオケ店のクラスター発生した市全体が市中感染があるかのような発言をするのは、いかがなものか。
まあ、政権幹部はいっさい記者会見はしない、閉会中審査にも応じないなど、メディアから隠れて、総理動静では相変わらず飲食三昧なようだ。そして、東京五輪やるやる詐欺のような、一年前イベントを事もあろうに代表でもない、白血病の寛解期でしかない某スイマーをタレントとして登場させるというのは、何を考えているのかと思う。主催者の東京都や東京五輪組織委員会ぐるみで、やるやる詐欺をしかも品性のないやり方で、真面目に五輪中止の議論をすべきという意見を無視し続ける。