十国峠から石仏の道へ  間近に富士山が見え | 昼は会計、夜は「お会計!」

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昨日は久しぶりに朝から快晴。朝のローカル局の情報番組で富士山を中継。それが雲ひとつない様子に、「ほら、行くぞ」とかみさんとバタバタと用意、家を出て数分のコンビニでサンドイッチとお茶を仕入れてすぐ下のバス停へ。元箱根行きのバスに乗って20分で十国峠下に到着する。客は誰もいなかったので運転手さんも峠に差し掛かった瞬間、目の前に富士山が見えた時に、「今日は正面に富士山が綺麗に見えてます。左側には南アルプスもみえて、昨日雪も降ったようで一段と綺麗です」とアナウンスしてくれて、贅沢な気分。
 下車して閑散としたレストハウスの横からケーブルカー乗り場へ。定時運行しているとかですぐ乗り込み発車。我々以外は1組いるだけ。あっという間に頂上駅へ。屋上には360度の展望広場があり、それこそ十国が見渡せる。
 富士山方面から東側は箱根連山から湘南、その向こうに房総半島、手前には熱海市内から初島、大島をのぞみながら、東伊豆各地から伊豆の山々、さらに右を向くと西伊豆が駿河湾に向かって輝く、その向こうに沼津から続く静岡県の海岸線が見える。本当に360度の眺望に歓声や溜息ばかり。自宅から40分後くらいでこんな場所にたてることの幸運をつくづく感じた。
 ここで感心してばかりはいられない。今日はトレーニングも兼ねてのウォーキングでもある。ここから石仏の道の熱海コースを歩く。頂上からケーブルの反対側へ降りると日金山東光寺の霊園がひろがる。この日金山参りが庶民の信仰を集め、幾つものコースが残っている。それが様々の人の寄進による町目石が連なり所々では地蔵が彫られたものにもなっている。
【町目石となっている石仏】 
因みに、熱海の観光案内等では十国峠は「熱海のてっぺん」と紹介されているのだが、初めてみたときはクスッと笑ったが、観光協会の方は、ケーブル乗り場となっているレストハウスなどは住所は丹那だが市外局番は熱海局だし、頂上からの道路は熱海市の管理下にあるとか、言われてたが、そんなことより、確かに下り始めると、熱海市街地を見渡しながら歩くし、正面側は広大な姫の沢公園として整備されていて、下からアスレティックで遊びながら上がる道もある。確かに熱海のてっぺんという感じはする。
 石仏の道をだらだら下って行くのだが、先日の玄岳のようなごろた石の道ではなく、柔らかい土や草で覆われた道なので歩くのは楽だ。ただ道標が途中で倒れていたり判断が難しいのが出てきて、結局、当初予定した西山道(熱海)へ続くはずの道からは外れてしまった。ただ、どこを通っても下ってさへしてればどこかに着くとあう安心感があったので、散歩気分で降りて行ったら姫の沢公園の正面に着いた。そこけらはバス道路を通る道は簡単だが、別荘地の方へ入っていった。古くからの別荘地らしい雰囲気かあるし、桜通りたいう通りもあって両側が見事な桜だったので来年が楽しみ。別荘地は所々、カフェの案内版がある。テレビで紹介され中には意外なお店があると聞いてるで散歩がてらに登ってきてもいいか。別荘地を抜けたら箱根方面に登るバス道路へ出て、JRの横道に出て来宮神社前に出ることができて自宅へ。合計で2万歩を超えて、十数キロ歩けた。
 今回は、最初もだらだらした下りだったせいか、間歇跛行の痺れも出なくて、少し自信になったか。
 
 ともかく熱海に転居して、自然がこんなに身近に楽しめるというのが、ありがたい。コロナ騒ぎとも全く無縁の一日でよかった。でもお風呂ではやはり熱海で感染者が出ないことを祈るばかりだという話しになっていた。