あーーー! ついに共同通信が丸選手の巨人移籍を報道  | 昼は会計、夜は「お会計!」

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今朝、スポニチだけが「巨人移籍!」報道し、ネット上はスポニチアネックスが同様の記事を流していたが、ついに11/30(金) 11:12配信広島のFA丸、巨人移籍を決断

と共同通信が配信した。もう誤報はなかろう。まもなく本人が改憲にでも応じるのだろう。これまでの報道によれば巨人は5年30億円、「広島では過去最高の4年17億円を提示され、宣言残留をも認められたことから、その線で交渉を進めてきた。それでも、希望する条件との開きは最後まで埋まらなかった」(スポニチ)とのことだ。
 広島では異例の長期契約と金額なのだが、それでも「希望する条件との開き」とは、契約期間の事か、金額なのか。これまでの丸選手の言動などからみて、どちらも理解に苦しむ。
 さまざまなスポーツジャーナリズムでいわれているように巨人に限らず資金がある球団が巨額契約金と長期契約でFA移籍した場合、多くの場合、選手としての力は下降線していると分析している。いくら子どものことがあったとしても長期契約があるから安定した教育環境を保障できるとは考えずらい。
 多くのカープファンにとっては最悪の選択肢となった。私も含めてみんなFA権はプロ野球選手にとって(特に高卒の場合)、18歳でくじ引きで球団に入れられて、努力で成績を残せたことで10年で漸くつかんだ権利なので誰もそのことを侵すわけには行かないということは承知のうえだ。
 かつての常勝軍団から下降してようやく3年前に皮脂振りにリーグ制覇してからの3連覇は、報じられているように自前の選手育成の思想で選手個々の力をつけさせてきた結果だ。タナキクマルをはじめ、安倍、西川、誠也などほぼ同じ世代の選手でここまできた。その中の重要な柱である丸さんが、結局、巨人に取られるということはかつての負のFAがまたぞろ始まるという事か。こうなると来年から次々と始まるFA取得は、田中、菊池にはじまり鈴木誠也などもチームに残らないという風潮ができるかもしれない。
 もう今の瞬間、こまでの3連覇から4連覇はもう望めない(夕刊紙によると巨人の球団幹部は、当初から広島の連覇を阻止し巨人が浮上するためには、丸選手の力を広島から剥がすことが最大のFA戦略とうそぶいていたという)、資金力に物言わせて、FA補強に走る巨人が来年はいやがうえにも優勝有力チームとなろう。
  その意味でも、異例な処遇で鳴り物入りでのFA移籍した丸さんや家族にとっても、本当に心配するようなことばかりのような気がする。
 
 いずれにしても、カープとしては残された選手が、またかつてのようにそれぞれが力を伸ばして、契約額以上の仕事をすることに精出すことだろう。が、いましばらくは、野球ニュースはみたくもないし、考えたくもない。しばらくは立ち直れない気がする。