久しぶりに本屋さんで買った | 昼は会計、夜は「お会計!」

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昨日、映画を観るために新宿へ出た。一館目を出て二館目へ行ったら時間がかみ合わなかったので、そばの紀伊国屋本店へ。

 若いころはよく来たが、現役時代も早期退職後も行きつけは新宿の紀伊国屋だった。ところが昨年から新宿が洋書専門になってしまったので、縁が薄くなっていた。もう一つは、最近はもっぱら電子版図書(Kindle)しか利用していなかったからだ。

 電子版に変えたのは本の始末に困り始めていて、試しに使い始めたら、確かに便利で最近はKindle 端末を持ち合わせていないときでもiPhoneで読めるのでいうことはないほど。ただ、最大の弱点は、会社か作家なのかよくわからないが、新書が電子版になるレスポンスに時間がかかり過ぎること。だから新聞広告などで評判のものが出るとやおら書店に出掛けるというようなことをしていた。少し前までは出張が多く、出張の行き帰りに浜松町のモノレール乗換口の脇にある大型書店をぶらり一回りするのも楽しみだった。そこでほとんどチェックできたものだ。

 ところで、昨日は1階の新刊・評判コーナーを回ったら、三浦しをんさんの話題のエッセイ集文庫版をみつけた。


【澤田ふじ子さん、諸田玲子さんは単行本が並んでる。恨めしい】
2階に上がって、時代小説のコーナーに行ったが、私が好きな作家たちの新刊本はあるが、文庫版はほとんどなかった。(新刊から文庫化も時間がかかる)そこで、ノンフィクションコーナーへ。新聞で広告されていた元日航客室乗務員青山透子著「日航1233便墜落 疑惑のはじまり」を求めたら、店員さんが「少し前に出た『日航123便 墜落の新事実』があります」というので、その2冊。それにさらに側にいくつか日航123便ものがあったが、胡散臭いものもあるが元日航機長の杉江弘さんの「JAL123便墜落事故 自衛隊&米軍陰謀説の真相」を買った。

 1985年のこの事故はその発生から、ずーと情報を追って行ったし、その後出たほとんどの出版物も読んだ。のみならずそもそも飛行機の歴史や飛行機事故の歴史なども次々と読み漁った。

 今日はこの場ではよすが、今日、紀伊国屋本店のノンフィクションコーナーに未だかなりの量の本が並んでいることだけをみても政府事故調の発表を多くの人が納得していないことを表している。これは、世界的にも極めて珍しい出来事で、日本という国が科学技術がそれなりに秀でていても、それを実社会で起きた出来事に駆使して、安全安心に貢献するという仕組みができていないという意味で、後進国だとの指摘がある。

 まったくの素人だが、やはり520名もの人がなくなったこの事故の原因が多くの関係者が納得する究明がされていないことに、あらためて怒りを感じる。

 

 それにしても、久しぶりに本屋へ行ったらこれだけの本を買ってしまって、しばらくは読むのが大変だ。