パソポートが有効期限切れになっていることが気にかかっていた。何があるかわからないので更新だけはしておこうと、ようやく今日手続きに行ってきた。あらかじめネットで調べていたので概要は理解していたが、有効期間を5年にするか、10年にするか、迷っていたのでともかく午前中行って申請用紙は両方とももらってきた。結局、手数料の違い位しか違いはないようなのだが。
昨年12月に歯科でインプラント2本で40数万円と見積が出た時に、かみさんに見せると「えーっ!今から作るの?」と言われたし、その後実際に支払いが必要になった時にも、「定期に入れたばかりだから」とかいろいろ言ってぐずって、私を切れさせた。口には出さなかったかったが、もう何年もないのにインプラントごときお金かけることに不満なのだ。不機嫌が続く私の様子に、ようやくインプラント代を出すと言ったが実際にいまだ入金はない。
パスポート更新で有効期間をどうしたなど誰かに言うわけでもないし、将来は身分証明書代わりになるとも聞いていたので10年にすることにした(こんな事延々と描くほどでもないが)。
必要事項を記載して、もう一度出かけ、四谷駅前の証明写真ボックスに入っていろいろ書いてあること読みながらお金を入れると、声と文字で案内が始まる。二つの横線内に頭とあごの下端を併せるように、と書いてるが、これがなかなか難しい。いったん立ち上がって椅子を回して高さを調整するが、うまくいかないので、自分が動かして何とか合わせてシャッターボタンを押した。
もう一度都庁まで行って旅券課に並んで仮受付では、「中心が真ん中に来てませんけど」とい合われたけど、番号札を貰い、正式な受付でも同じように真ん中ではないといわれたが、何か不都合があるとも言われなかったし、来週交付されることになったのでまずはよかった。脳梗塞の後遺症で傾いているのかと、余った写真を見てみると、そもそも中心がずれていた。ボックスの中で上下の二線に合わせることに夢中だったので、真ん中にあるかどうかに注意が足りなかったようだ。
昨年は、息子たちの嫁の父親が二人とも亡くなったし、そんなこともあるのだろうが、昨年車を替えようとした時も、礼服を新調した時も、かみさんは露骨に不満げであった。私にとってはあと何年生きられるかなどとは無関係に、何年も前にインプラントにした時にしっかり嚙める喜びは何にも替えがたいし、車好きなので晩年こそ新車にしたかったし、礼服はただ着れなくなっていただけだったのだ。
車の燃料計なら進化してあと何キロ走行できるかも表示できるようにもなったけど、そもそも人の人生はあと何年かなどわからない。だからこそ、できれば最後まで頑張って生きていきてたいものだ。