GermanWing機の墜落事故がフライトレーダーアプリで場所特定可能に | 昼は会計、夜は「お会計!」

昼は会計、夜は「お会計!」

会計をキーワードにコンサル業とASP(アプリケーション サービス プロバイダー)業のメールの二つの仕事をするmoriyanの言いたい放題ブログです。
テーマは、ブログ、会計あれこれ、医業未収金管理、小説・本、エンターテイメントなどなど。

スペインバルセロナ発デュッセルドルフ行きのジャーマンウイングのA320機がフランス南部に墜落したとされるニュースで、念のためとFlitradar24とGermannwing9526便で検索したら、出てきた。 Flightradar24による事故機の航跡
Flightradar24は、スマフォ版は有料と無料とあって私は有料のiOS版を使っていたが、PC版は無料のようだ。上のリンクをクリックしたら下図のような画面になる。下図で赤丸で囲った▶ を押すことで、離陸してからの航跡をたどる。そして、レーダーから消えるまでの速度や高度などが表示される。(スマフォで観られている人には無理かも知れません) このアプリには過去履歴を持っていてそこから探した画面です。
  この履歴からわかるのは、水平飛行に移って(通常飛行高度)1分後から8分間降下を続けて、高度約2千メートル付近で激突したものとみられ、今わかっていることとして、管制塔への緊急通報などもなかったようなので、機内の爆発などではなく、高度1万メートルのところで何らかの急減圧などで操縦室内で無線交信するまもなく意識を失ったりしたことなどが予測できる。(あくまでマニアの推測!)
フライトレーダー
このフライトレーダー24というアプリは、空中衝突防止装置(TCAS=Tキャス)を義務づけられた航空機が「自動従属監視」(ADS)という放送型自動従属監視というものから航空機の様々な情報をTCASと同じ周波数で送信している。それらは放送型というように特定の情報交換では無いので違法では無く、ADS-Bという受信ネットワークを構築することで全世界の航空機の情報を得ることができる。これがしばしば航空機事故の際のメディア情報に利用されるようになったということだが、私はメディアを通じては初めて公開されたように思う。ただ、ADS-Bという装置が日本では義務化されていない(アメリカは義務化)のですべてが表示されるわけでは無いので、機種などにより様々だ。また政府専用機などのように要人警護上の理由でBLOCKEDという形で表示されないなどはある。
 昨年問題になったマレーシア機はこれを搭載していなかったが故に、かなり広範囲の捜索となりいまだ機体の墜落場所すら特定できていない。それに比べ、このような形ですぐレーダーから消えた場所が報道だけでなくわかるということは、時にある航空機事故に関わる疑惑などを起こす余地も無いというのは大変意義深いと思う。何しろ今まで見つかっていない機体も何十機もあるくらいなので、様々な憶測や疑惑がおきる。

参考までに、個人的利用としては暇な時間帯を過ごす以外には、家族や知り合いを飛行機で旅発つときに、無事に飛行しているか、あるいは、悪天候などで上空待機をしているかなどガ確認できる。羽田や成田など着陸に向かう飛行機が一列になって向かって行っているレーダー画像などおもしろい。更に暇つぶししたいならアジアの飛行場付近やハワイなどを簡単に見えるので飽きない。全部が見えているわけでは無いとわかっているのだが、主要国などだとかなりの数の飛行機が飛び交っていることがわかる。広い大陸のシベリア上空をヨーロッパに向かっていっている便や太平洋上アリューシャン列島近くをアメリカ各地から成田などアジアに向かう便の列などを見ていると自分は旅行しているわけでも無いが何かロマンを感じる。まあ、飛行機好きでは無い人はどうなんだろうか。やってみてください。