サブカルチャーへの造詣が深いことで知られる岩手県の達増(たっそ)拓也知事は19日、サザンオールスターズの桑田佳祐さんが年末に行ったライブで褒章の取り扱いに不備があったと謝罪したことをめぐって、これは19日に行われた岩手県の定例記者会見で、地元紙の記者の質問に答えたもの。
達増知事は会見で「サザンや桑田さんが行う表現活動に対し、聞き手がそれを“気に食わない”と評価するのも表現のひとつ。ただし、聞き手側が“国民に謝罪せよ”“何々するな”などと社会的な強制力を及ぼそうとするプレッシャーが、表現の自由を損なうことは好ましくない」と述べた。
そのうえで故・忌野清志郎さんが、かつてタイマーズという覆面バンドで、過激な権威批判の楽曲を発表していたエピソードを例に出し、「“不謹慎だ”とか“俺は聞かない”という人がいてもいいが、そういう表現活動ができる文化活動のほうが健全だ」とし、「インターネットが発達したことで、いろいろな表現手段ができるはずが、かえって他者に何かを強いるプレッシャーが高まっている。もうちょっとおおらかになった方がいいのでは」などと異例とも言える持論を展開した。 引用終わり
今度は、先の総選挙で当選した共産党の茶髪議員池内議員が、イスラム国の凶行に対してTwitter上で発信したことが問題になった。
「こんなにも許せないと心の底から思った政権はない」と怒りをあらわにし、こう続けた。「『ゴンゴドウダン』」などと、壊れたテープレコーダーの様に繰り返し、国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。安倍政権の存続こそ、言語道断。本当に悲しく、やりきれない夜。眠れない」
ところがこれが一部のネットユーザーから非難を受けた。「肝心のイスラム国の蛮行にたいする抗議はどこにもないが」という声だ。そして25日のNHK討論会での志位委員長の発言とは違うということで、25日中に池内議員のTwitterは削除され26日になって内容が不適切でした謝罪したという。
私は池内議員のこのTweetは党を代表したりしたものではなく一個人としては当然の感情だと思う。だって、本ブログ上でも書いてきたが後藤さんの家族には10月末からかつての通訳11月に入ったからはイスラム国からメールが来て外務省通じて政府に伝えってあったのだ。その段階から身代金が10億から20億円になるなどわかっていた。その間政府は何もしなくて先週に入りネットでいきなり公開されて、菅官房長官などの記者会見はふざけるなといいたい。まして、そんな時期からわかっていたのに、安倍首相は中東訪問して、まずイスラエルでイスラエル国旗と日の丸を背景にテロには屈しないと演説し、イスラム国と戦う周辺国(空爆などに参加する有志連合)に2億ドルの支援をすると表明した。そのご、「非軍事」「人道支援」と言ってるが相手を刺激し、今まで欧米とは違うというスタンスから明らかに変わったという印象を植え付けたとはほとんどの専門家が言ってることだ。そんな連中が「ゴンゴドウダン」と叫んでいるのは猿芝居もいい加減にしろと言いたい。池内議員が呟いたのはその限りおいてはまったく素直な叫びだ。むしろ志位さんの話は政府に期待したいという路線でしかない。阿部さんに鋭く迫っていないのだ。あんたがイスラエルに行ってあの国旗の前で言ったことは、その後の政府の言動には合ってませんよ!有志連合には参加しませんがお金で貢献します!と言ったんでしょう! そこからイスラム国の日本への見方が変わったんです! というべきだったのです。百歩譲ってその辺のお姉さんではなく国会議員なんだから、感情的な表現だけでなく、まずはイスラム国の蛮行は許せないなどの言葉を添えれば大人だった、というだけのことだ。
何か、岩手県知事がいうように様々な意見があってもいいが、ネットから「あーすべきではない」とかの規制的な発言で詰めていくのはやはり表現の自由を侵すことになる。共産党は池内議員の足りない点を本人を擁護する立場で補足してやれなかったのかね。志位委員長の発言は余りにもテレビ上おとなしく振舞うことに重点が置かれ過ぎていたことがあったので、党内に対して八つ当たりをしているのではないでしょうね。
最近の赤旗では戦後70年をめぐる連載特集は熱がこもっているが、イスラム国問題では余りにも精彩がない報道となっている。ついでに書いておくが湯川遥菜さんはほとんどプータロ生活をしていた人が突然昨年1月に軍事会社を起こしている。その顧問は元自民党県議で、彼のブログを見ていると元自衛隊出身の田母神氏とも関係し、菅官房長官もブログ読者と報じられたが土曜日にみたらもう外れていた。こうしたことを含めて彼が昨年2度にわたって危険な地域に入り一度は後藤さんの援助で助かったがまた入って行ったとい経過、写真のほとんどが銃など武器を持った写真ばかり。こうして情報を赤旗編集部が知らないはずはない。しかしこの間は無味感想な記事ばかり。余計な憶測記事は書かない。でも下手したら読売・日テレが、先の中東訪問時の阿部さんの発言を捉えて「政府の足を引っ張る報道は慎むべき」と言ったことと同じにみられる恐れすらある。
選挙で「躍進」したと思っているので、少しは大人の政党になろうということだろうか。だとしたらとんでも無いがっかりだ。世間では大したことないとみている。あれくらいの議席で余計なこと考えないほうがいい。共産党は共産党らしくやったほうがいい。サザンオールスターも桑田さんも縮こまらないで伸び伸びとやらないと意味がない。