映画館で携帯着信音が鳴った! | 昼は会計、夜は「お会計!」

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昨日、映画館に行った。私の左斜め前の女性が、予告編が始まっても携帯画面を見ている。なんだよといらっとしていたが、本編が始まる時に電源を切るのかと思ったら小さなバッグにそのまま入れた。これでは電話が鳴ったらどうするんだと、思ってたら、いよいよ本編が始まって20分くらい経過したときに、ノーマークだった後ろで、ピロロ、ピロロと着信音が鳴った。すぐ切るのかと思ったら、3回くらいなってようやく切れた。同時に振り返ったら中年の男だった。
まったく、映画が始まる前にスクリーンでも必ず携帯の電源を切ることを呼びかけているのに、なぜ、守れないのか。飛行機でも、出発前も、ドアーが閉まってからは必ず電源を切ること、着陸時にも「ドアが開いてこちらからご案内してから電源を入れるよう」呼びかけるのに、電源を切らないでポケットに入れたり、着陸してスポットに向かっているときに、もう電源を入れる奴が必ずいる。中年のサラリーマンと若い女性が多い。道徳心だとかを持ち出すつもりもないし、震災後のCMで話題になった公共心とやらも持ち出すつもりもない。ただ、普通に仕事をしている人なら、仕事をしている人から、わざわざ「マナーでは無く、法律で禁じられています」とアナウンスされたら、意味をわかってそのように行動するのが普通だと思うのだ。なぜか、平気で従わないというのは何なんだろう。飛行機の場合、計器に異常が起きることが確認されているから法律で禁じられている。安全に影響する。だから着陸したらもういいと思っている人も多い。計器異常が気がつかないと次のフライトに影響するのだ。

昨日は、さらに続きがあった。映画が佳境に入ってきたときに、また後方から「ピロロ、ピロロ」と鳴り出した。思わず後ろを振り向いたら、慌てて電源切ろうとしているのではなく、画面を見ている。「何やってんだよ!切っておけよ」と言って、ようやく切った。そいつを連れ出して映画館の人に引き渡そうか、でも関が中程なのでどうしようと考えてたら、しばらく映画に集中できなかった。
因みに、映画が終わって、明るくなって、さて、どうしてくれようと思いながら後ろを振り向いたら、その男はもういなかった。エンドロールが流れはじめたら帰ったのだろう。
運転中などでは、乱暴な割り込みなど下手に注意すると突然刺されたり、怖いので最近はますます交通マナーが乱れてきている気がする。私だって、飛行機だって、映画館だって、そんなこともあるかと思いながら結構緊張したり、勇気を持って、時に注意をするのだ。でもほとんどの人は見て見ぬ振りをする。私の左前の女性はやはり、1本目が終わって、バックからだしたらすぐ液晶が明るくなった。で、スクリーンで「携帯は電源を切るように」とやっているときもずーと画面を見ていて、本編が始まるまでやっていた。

演劇関係者やクラシックコンサート会場などでも、この着信音対策が本当に大変な苦労らしい。言っても言ってもおきる。中には会場内に関係者を配置して、ならした人は即刻外へ連れ出すという劇場もあるらしい。郊外や地方都市などで、道路脇がいつの間にか、ゴミの不法投棄場所になったり、貝の養殖海岸で断ち切り禁止区域に、侵入して、漁協関係者のパトロールにふてくされたり、逆ギレする映像をよく見る。いつころから日本人はこうなったのか。以前からそうなのか。中国の公害垂れ流しを笑ってなんかいられない。

市中で起きる様々な事に権力が裁けないときに、「仕置き人」というのが時代劇では、様々な形で登場する。中には「仕置き寺」伝説まで京都にはあった。仏も悪を懲らしめるのに、必ずしも合法的ではない方法の存在を認めておられた(はずだ)。今の世にもこういう「仕置き」という発想はないのかね。大きな悪はできないけど、世の中を困らせるようなことをする奴、影に隠れて他人をいじめる奴らなどを、アンダーグランドでお仕置きをする。お仕置き制度現代版-これっていいんじゃないかな。しかし持ち込まれる件数が相当膨大なものになりそうだな。でも私は先頭には立ちませんが。