巨大医院を受診 意外や不合理なシステムが | 昼は会計、夜は「お会計!」

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八戸から昼前に戻って食事して都心のの某伝統医院(という呼称が適切なのか、大学病院ではないが昨年は天皇陛下の手術で名を馳せた巨大医院)へ。かかりつけの整形外科からのペインクリニックを紹介された。紹介状やらフィルムなど持って行ったが、仕事柄つい受診システムなどが目に付く。まず紹介状持って初診受付へ。ここでカルテを作って(紙カルテなのか?)それと受付票(これには受診科、医師名、診察受付No.、会計No.等が印字)を持って診療科へ(ファイルを持って)移動。程なく初診用問診用紙が何枚も渡され、いい加減に書いて出したらナースからダメだしがきて追加記載。予約無しで行ったので待たされると聞いていたが、たいして待たず(後でわかったが予約患者を診る医師と予約外を診る医師が配置されていて初診受付で既に医師は決まっていた)医師の診察へ(この時診療科受付上の表紙版に診察No.が表示され肉声でも案内された)。入ったら若い女医さんがまず自己紹介してからよろしくとのこと。最近はみなこんなですね。診察も丁寧で、状態の説明を脊椎模型を使い、神経ブロックの内容を印刷物をなぞりながら説明。区切り毎にここまででわから無いこと疑問などありますか、と聞いてくれて(心なしか距離も近いよ)、処置後の推移というか今後の起こるであろういくつかの方向まで明かしてくれて、しばらくは私がお付き合いしますとのこと。こちらもすっかりお任せにする気になる。私的にはこれが最大の成果。もっと早く来るんだった。
処置ベッドに寝かされてから、消毒や皮下麻酔の進行のたびに丁寧な確認が入りながら進められあっという間に神経ブロックが終了。その後のナースの対応、確認なども完璧というくらい親切で丁寧。(細部は省略)
処置後30分くらい休んだら、起きてみましょう、とナース。私の横へ来て抱きかかえる様に起こそうとするので大丈夫ですって言ったら、いえ、ここで、がくっと膝が折れたりふらつくことがあるんですと、次には腕を組んでくれて、少し歩いたり屈伸。大丈夫そうですね、で外で待ってて下さいと。
今度は廊下の待合室で今日これからの対応や今後の診察や処置のやり方の説明も詳しい。
その後、放射線科で撮影し、会計受付へファイルを提出。会計は基本的には自動支払機、それが見たことがないくらい相当年代物。領収書やお薬引換券などが出て、会計の隣の薬局へ。会計待ちもそうだが薬局のNo.表示も年代物ばかり。
なんしろ、初診受付の時に発行された会計No.の書類を最後の会計の時にそのNo.が表示される。お薬は、また別のお薬引き替えNo.、と紙をにらめっこしていないと不安になるシステム。その紙だが受付で、診療科ですべてで追加で紙資料を渡されていく。なにしろ、オーだリングシステムの割にすべてアナログのファイルを持って回るやり方。因みに、放射線受付があってそこへファイルを渡すと、あらためて放射線処置箋のようなものが発行され、それを所定の撮影室窓口のポストへ投げ込むというように、ひどく不合理なシステムで動いている。対応する人間は否応なく増えるので、相当不合理で患者にもわかりづらいシステム状態と思える。それを補うために各署で次々と紙の注意書きが渡されるので大変。そこで要所にはフリーの説明補助要員が立っていて迷ってる人には対応していた。
でも、診療科の医師やナースの対応には極めて高い満足度なので心強く通える気がする。

という見学記でもあり私の持病の経過報告でもありました。まあ私的には一喜一憂しないで病気に付き合う事が大切なようです。明日から3日間の九州出張なので、日本一卵の卵かけ御飯で栄養補給して頑張ろう‼