ブラ散歩の会 広尾を歩く | 昼は会計、夜は「お会計!」

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ブラ散歩の会(HG=ホームグランドのお店の仲間て時々行う散歩の会)で広尾を歩きました。いろんな事情があって、参加は三人に。
日比谷線広尾駅に集合し、広尾散歩通りをそぞろ歩き。お店もおしゃれだけど、街並みや歩いてる人達、みんなどことなく違う。自転車やバイクもほとんど無いので、街が静かだ。聖心女子大、東京女学館など名門校も多い。大学は土曜で休みだか、白いセーラーの女学館の生徒は補習か部活か何組か見かける。聖心女子大の裏門、南門(因みに正門は日赤通り側にあり大手門の如き風情で一見の価値があるらしい)から祥雲寺へ。一番大きなお墓が、区の指定史跡となっている福岡藩主黒田長政の墓へ。
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他にも八藩のお墓があるらしいが、戒名だけでは、どこのどなたが分からない。医療関係者では、日本ででは無く世界最古のカルテを残した曲直瀬玄朔(まなせげんさく)の墓もみつからなかった。
墓地入り口側に、大きな鼠塚があるが、明治32年から翌年にかけてペストが大流行した後、流行防止で大量の鼠が殺されたことを哀れんで建てられた慰霊碑とか。
祥雲寺を出て、広尾散歩通りに出る手前の角にくず餅の老舗船橋屋が「こよみ」という店名でだしている。早速入ろうとしたら、綺麗な店員さんがインカムで何やら会話して、お席を作るのでお待ちくださいとのこと。いちいち、広尾らしいというのか?
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くず餅はかなりの量の様なので三人で一皿注文。それで正解。味はくずを本物を使ってるとのことだけど、よく分からない。ただ蜜が濃厚だったのと、コーヒーを頼んだら、取っ手がないカップで来た。写真。恥ずかしいので由来は聞かなかった。
街を歩く人々や子供連れもみんな即CMに使えるくらい(?)様になってるし、外人も多い。オープンカフェがこんなに似合う街も少ないが、その数も多い。
一息ついた後は、散歩通りから外堀通りを突き抜けたら、有栖川宮記念公園だ。もともとは陸奥盛岡藩の下屋敷だったところを有栖川宮邸になり(だから入り口のところから右側に沿って麻布に続く坂は今でも南部坂という)、有栖川宮家の断絶後、高松宮家が継承したが、昭和のはじめに当時の東京市へ寄贈され公園として開放されたとか。
宮家というには、というより大名というのは、広大な敷地を持っているものだ感心するくらい広い。山あり池、川、ちょっとした渓谷まである。これが下屋敷だったというのだから、驚く。
公園を北側からでると、恩賜財団の愛育病院を右に見ながら、テレビ朝日通りを登り下りで六本木へ。途中初めて知ったが、中国大使館があった。時節柄か警備が厳しい。驚いたのは正門をすぎた塀に何枚も中国各地の観光地の写真をでっかく張り巡らしてた。この近くには10いくつもの大使館があって、それもまた街の雰囲気を作っているのだが、この国はお構いなしなんだろうな。
六本木ヒルズあたりまで来ると多くの人が上を見あげて写メなどとっていたので、空を見上げたら、なんと見事な秋のうろこ雲。
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東京が久し振りにいい天気が続くがやっと秋らしい空になった。
六本交差点アマンド前で右折して下がったお店で軽く一杯やって、解散。次回は、時代小説のゆかりの地を神田界隈で尋ねる事になった。