言わずにはおられない!  「給与システム・労務管理」 のテーマを新設 | 昼は会計、夜は「お会計!」

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会計をキーワードにコンサル業とASP(アプリケーション サービス プロバイダー)業のメールの二つの仕事をするmoriyanの言いたい放題ブログです。
テーマは、ブログ、会計あれこれ、医業未収金管理、小説・本、エンターテイメントなどなど。

 昨日で、福岡・広島と2泊3日の出張が終わった。福岡県では主に勤怠集計のありようを変えようとある小病院(144床:早期リハ・療養病棟2)をモデルにすることでの現地打ち合わせ会。広島では、大規模システムの給与システムが入っているが財務システムとの連動が取れないために、私が人件費計上のシステムを提供している。
 ここ数年、ボスの事務所の監査支援で多くの医療経営を回ったが、会計面でも本ブログの重要テーマであるように事業未収金関係を始め課題は多い。しかし、一方では労務管理でも多くの問題を抱えている。
 いくつかの病院や介護事業所で労基署の臨検等により、不払い残業代の支払い命令がきたり、経営側の無知から来る無用な労働争議や裁判などが起きてきている。また、就業規則や賃金規定についても問題を含んでいるものも多くあり、さらに実際の給与支給までの業務の流れまでくると、よくもこんな状態で毎月給与を支給しているなと驚くような経営も少なくない。
 監査の時に、たまたま給与に関する相談など受けて、私が汗みどろになって説明をしている時など、ボスも、「会計士も会計だけ見ていればいいという時代では無くなったかも知れないな」とよく言っていた。関与している法人で労基署の臨検等で問題が指摘されて初めて、問題が露呈したなどと言うケースが相次いだからだ。
 私はプロフィールにあるようにコンサル業の旁らでASP 業(アプリケーション・サービス・プロバイダー業=流行りの言葉ではクラウドコンピューティングシステム)もやっていますが、これまで財務系だけだったのが、昨年から給与(MJSLINKⅡ給与大将)も扱うようになり、実際のシステム設計も行うようになった。そこで、いくつかの法人の就業規則・給与規定等をもとにシステム設計をやると細部まですべて知り得る。一定、大きい法人ほど歴史も有り、組織が複雑なせいもあって、もう一言で言えば、「ぐちゃぐちゃっ」ていうのが正直な感想。こんなことなら給与まで手を出さなければ良かったとの後悔も無いわけでは無いけど、非営利・共同のASP業をめざす以上、やはり、ここでもがんばって行くしかないとも思っている。
 そこで、給与システムや労務管理に関わって、私が知り得たことなどを折に触れ紹介していきたいと思っています。極めて実践的な話ですので、そちらに興味がある方は、「テーマ」を「給与システム・労務管理」をつくりましたので、今後にご期待ください。