仕事を任せられる人 | 財務・経理の実務

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最近、ルパン三世のテーマ曲が頭から離れません。ルパン三世'80が特に良いです。
しかもよりJAZZっぽいものが!

さて、今日は、仕事への向き合い方について考えたいと思います。

仕事をする目的は、生活費を稼ぐといったお金の面と、自己実現をするという面と段階があります。
もちろん、お金の面よりも自己実現の面の方が上のランクになります。

お金の面を追いかけているうちは、仕事への対応も自己完結で終わってしまい、発展がありません。
例えば、経理で例えると伝票整理などの業務をまかされ、ずっとそれをこなすといったことです。
これも仕事としては大切な作業ですが、その仕事を通じてなりたい自分になっていくかというとなかなか難しいですよね。

かといって、なりたい自分像を描く事はとても難しいことです。
すぐ描ける人もいますが、それはほんの一握りの先見性のある人だけだと思います。

自分の場合は、仕事を任せられることで、自分の仕事が発展してきています。
ここで重要なのは、仕事はどういった人に任せられるものなのかを考える事です。

それは、仕事を任せる人の立場になって考えるとわかります。
例えば、ある仕事を任せたいと考えて何人か考えてみます。
常に忙しく仕事をしている人や自分の仕事が終わったらすぐ帰ってしまう人には
なかなか仕事を振る事ができません。
この人たちは仕事への取り組み具合が違いますが、常に忙しく仕事をしている人に
これ以上仕事を追加で任せると、労務管理的にまずいと判断してしまいますし、
すぐ帰ってしまう人は、自分から仕事を取りに行く意欲が欠けていると判断して
しまうからです。

もちろん、すぐ帰ってしまう人というのは、任せている仕事が少ないので、新たに
仕事を任せても問題ないと判断できますが、やはり仕事はやる気のある人に取り組んで
もらいたいと思うものです。

早く帰るなと言っているのではありません。自ら積極的に仕事を手伝う「姿勢」が
欲しいのです。その積極的な姿勢から自己実現への道が開けるのかなと思います。


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