ISERRORを活用して必要な情報だけを浮かび上がらせる方法 | 財務・経理の実務

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経理といえばEXCELがつきものですが、今日はそのEXCELで知っておくとちょっとカッコ良い関数について書いていきたいと思います。

ISERROR関数

聞いたことありますでしょうか?あまりなじみがない関数なのかなと思います。経理はよく集計資料をEXCELで作成するので最低限sumifやvlookupなどは覚えて活用していますが、iserrorの活用はあまり聞かないのではないでしょうか。

以下の画像は、左に一覧があり矢印より右でvlookupで集計をとったものです。
集計結果は上、下2種類あります。それぞれiserrorを活用した場合とそうでない場合を表しています。

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見て気づいて頂きたい箇所は、F4とF10の違いになります。
両者とも「D」という分類の値を左の一覧からvlookupで持ってこようとしているのですが、「D」は存在しません。iserrorがない場合(F4のセル)は「#N/A」エラー値が出ているのに対して、iserrorがある場合(F10のセル)は、空白になっていますよね。

この「#N/A」は見た目の悪さもありますし、合計を出そうとsum関数を組むとその合計も「#N/A」となってしまうという強敵です。

この憎き「#N/A」をどうにか消せないかと考えた関数がiserrorの活用になります。

それでは、どうiserrorを使うのかを説明します。


ISERRORを活用した関数の組み合わせ

F10のセルの式は以下の通りになります。

=IF(ISERROR(VLOOKUP(E10,A6:B8,2,0)),"","=VLOOKUP(E10,A6:B8,2,0)")

はい、ややこしいですねあせる


順を追って説明していきます。

まず、iserror関数

これを単体で使用する場合ですが、上記EXCELを例に使用して、例えば
=iserror(F4) とすると値は「TRUE」となります。
=iserror(F10) とすると値は「FALSE」となります。
つまり、その対象となる計算式がエラー値になる場合に「TRUE」を返すということになります。

次にif関数

これはお馴染みの関数ですが、
=if(条件式、それが正しい場合、それが違う場合)となります。

このifとiserrorを組み合わせると#N/Aがきれいに消えるのです。

先ほどの関数をわかりやすく分解してみます。

=IF
条件式(ISERROR(VLOOKUP(E10,A6:B8,2,0)),
それが正しい場合"",
それが違う場合"=VLOOKUP(E10,A6:B8,2,0)")

この式で言っている事は、
条件式:vlookupで返した値がエラー値か
それが正しい場合:エラー値の場合""
それが違う場合:エラー値ではない場合vlookupで値を返してくる

となります。

つまり、vlookupで拾ってくる値がない場合にエラーになるのですから、値がないものはエラーではなく空白にして下さいと言っていることになります。空白を表現するために""のみにしていますが、セルを空白ではなく-とかにしたい場合は"-"にすればOKです!

計算式が入っているとエラー値になっている資料って結構あるんですが、はっきりいって邪魔ですよね?それを見る側の立場になって考えると消すのが一番ベストかなと思います。
いらない情報は極力なくして必要な情報に目を向かせる事も経理の業務としては大切なことだと思います。

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