5分だから……?? | ꙳★*゚『明日が来るよ!パピヨンナイトの癌闘病記』と見送ったママのその後の生活꙳★*゚

꙳★*゚『明日が来るよ!パピヨンナイトの癌闘病記』と見送ったママのその後の生活꙳★*゚

パピヨンのナイトが扁桃扁平上皮癌と闘った、9ヶ月の日々。
そして、それからのウーパールーパーのうーたん、金魚たち。
新しく家族になった、アルマとの生活。
自分も2015年に子宮体癌の告知を受け、子宮、卵巣を摘出。
ステージⅠaの初期癌で、追加治療無し。

さっき、スーパーに買い物に行った時のこと。

私が停めた車の隣にワンボックスカーが。

助手席に目をやると、明らかに高齢と分かるミニチュアダックスちゃんがいた。

エンジンは止まっていて、窓は僅かに開けてるだけ。

私より先に停めてあったからいつからか分からない。

私が買い物をしてくる頃にはもう居ないだろうと思いきや、まだいた。

今日の天気はピカピカの晴天ではないけれど、気温も湿度も高い。

エンジンを止めて直ぐに、車内はモワ〜ッと熱気に包まれた。

どうみてもさっきより口をモゴモゴして、辛そうに見える。

そうなると気になって気になって(-_-;)

うちの子じゃないから、気にせず帰ろうとも思ったが、飼い主が戻るまでダックスちゃんを見守った。

15分以上は、車内に閉じ込めていたと思う。

飼い主は私より年配の女性。

私の視線に気づいたのか、バツが悪そうにワンちゃんをなでた。


何も言わずにやり過ごすか……

でも言わないと気がすまなかった。


『余計なお世話かもしれませんが、この暑さで閉じ込めたら、熱中症で死んでしまいますよ、大切な命ですよ』と声を掛けた。

『あなたが居ない間、心配で見ていたんですよ』と言ったら、驚いていた。


『そんなつもりはない、5分だから良いと思った』と……

5分?よく言うよ。

『もっとちゃんとしてあげてください、可哀想です』

と生意気にも説教してまった。


何だか悲しくなって言いながら涙が出てしまった。

目をショボショボして、歯が無いのか口をモゴモゴ。

その表情を見たら、放っとけなかった。

大丈夫だったかな、ワンちゃん。


ちなみに飼い主さんは、反省しているようで、すみませんありがとうございました。

と言っていた。


少し言いすぎたかな……


前にも散歩中のおばちゃんが、ワンちゃんの脇腹に何回も蹴りを入れながら、怒鳴り散らしている所に遭遇した。

その時も、何も悪いことしてないですよね、自分の感情で暴力を振るわないで下さいと言ってしまった。


言わずにはいられない性格(-.-;)