さっき、スーパーに買い物に行った時のこと。
私が停めた車の隣にワンボックスカーが。
助手席に目をやると、明らかに高齢と分かるミニチュアダックスちゃんがいた。
エンジンは止まっていて、窓は僅かに開けてるだけ。
私より先に停めてあったからいつからか分からない。
私が買い物をしてくる頃にはもう居ないだろうと思いきや、まだいた。
今日の天気はピカピカの晴天ではないけれど、気温も湿度も高い。
エンジンを止めて直ぐに、車内はモワ〜ッと熱気に包まれた。
どうみてもさっきより口をモゴモゴして、辛そうに見える。
そうなると気になって気になって(-_-;)
うちの子じゃないから、気にせず帰ろうとも思ったが、飼い主が戻るまでダックスちゃんを見守った。
15分以上は、車内に閉じ込めていたと思う。
飼い主は私より年配の女性。
私の視線に気づいたのか、バツが悪そうにワンちゃんをなでた。
何も言わずにやり過ごすか……
でも言わないと気がすまなかった。
『余計なお世話かもしれませんが、この暑さで閉じ込めたら、熱中症で死んでしまいますよ、大切な命ですよ』と声を掛けた。
『あなたが居ない間、心配で見ていたんですよ』と言ったら、驚いていた。
『そんなつもりはない、5分だから良いと思った』と……
5分?よく言うよ。
『もっとちゃんとしてあげてください、可哀想です』
と生意気にも説教してまった。
何だか悲しくなって言いながら涙が出てしまった。
目をショボショボして、歯が無いのか口をモゴモゴ。
その表情を見たら、放っとけなかった。
大丈夫だったかな、ワンちゃん。
ちなみに飼い主さんは、反省しているようで、すみませんありがとうございました。
と言っていた。
少し言いすぎたかな……
前にも散歩中のおばちゃんが、ワンちゃんの脇腹に何回も蹴りを入れながら、怒鳴り散らしている所に遭遇した。
その時も、何も悪いことしてないですよね、自分の感情で暴力を振るわないで下さいと言ってしまった。
言わずにはいられない性格(-.-;)