「明日の君へ」 | EVIL LIVE

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読書の春夏秋冬

著:柚月裕子

 

映画にもなった「孤狼の血」で有名な方っす。

そのイメージが強かったんですが、これともう一つ(後日書きます)の影響で円やかな作品も書く人なんだと認識。

 

裁判所職員採用試験に合格し、家裁調査官に採用された望月大地。
養成課程研修のあいだ、修習生は家庭調査官補・通称“カンポちゃん”と呼ばれる。
心を開かない相談者たちを相手に、彼は真実に辿り着き、手を差し伸べることができるのか――。
彼らの未来のため、悩み、成長する「カンポちゃん」の物語。

 

というお話。

この本の感想を一言で書くなら「あったかいんだからぁ♪」みたいな(古っ)

ある種、ボタンの掛け違いじゃないですが、現実でも「(誰かがどこかで気付いていれば)ハッピーエンドにつながるルートがあったはずなのに」っていう事があると思いますが、それのギリギリ、あっぶねぇって感じでハッピーエンドにつながるルートに行く感じのお話です。

1話完結型なので、読みやすくこれはオススメ。

 

続編あったら良いな、って思うけどこの出来たらこの(ハッピーエンド)路線を継承した続編希望w