最近、東宝怪獣コレクションの紹介が続く。
今回は『VSキングギドラ』に登場した、キングギドラ1991の紹介です。
5巻分で完成。
ビオランテが終わってすぐこれだから、何か気疲れしましたね……。
でも我慢した甲斐はあったかなあ。
めちゃくちゃでっかいキングギドラができました。
体高はこれまでに東宝怪獣コレクションが出してきた中でもトップです。
横から。
翼を斜め後方に広げたスタイル。
これぞ平成のキングギドラ! って感じのエッジが効いたデザインで超カッコいい。
後でアップにしますが、特に顔の彫と影が凄く濃いんですよ。
身体を埋め尽くす金色の鱗のディテールは、昭和ギドラよりも少々幅広。
でかさが違うので、仕事量もトンデモなく増えてるんじゃないでしょうか。
翼の付け根部分も鱗で覆われている。
三本の首の伸びる方向にも勢いがありますね。
二股の尻尾も左右に伸びていて、全体的に「広がり」を感じさせます。
翼の被膜の造形は、昭和とよく似ている。
付け根に向かって萎んでいっている感も面白い。
この巨大な図体を持ち上げるには中々に頼りなさげな付け根です。
真横からにすると、長い部分のうねうね感が凄いことにも気づく。
宇宙怪獣ならではの、脊髄どうなってんの? って構造。
昭和ギドラや、ムビモンと比べても、頭部は大きめです。
前から見ると、真ん中の首にぐわっと牙を剥かれているようで、
中々に迫力があります。
素立なのにここまで「動」を感じるのは、首の角度と表情のなせる技でしょうか。
頭部。カッコいいです。
元々は可愛いドラットだったんですが……
目に狂気を宿す、凶悪な宇宙怪獣の眼差しになっている。
ものすごい険悪な目つき。
こっちをめっちゃ睨んでくる。
全身が金で塗分けが少ない分、顔には特別拘ってる感がありますね。
三本の首でそれぞれ角度も違えば、口の開き加減、眼差しも絶妙に異なる。
西洋のドラゴンに準じたデザイン。
キングギドラほど、昭和・平成・ミレニアムで一つの怪獣でモチーフデザインが激変する怪獣って珍しいかも知れない。
その昭和版との比較。
昭和ギドラもそこそこ大きかったんだけど、段違いですね。
跨いでいる号の数が違いますからね。
ギドゴジは100m体高で、すでに出ている奴だとデスゴジがいるだけど、それじゃああんまり芸がない。
ということで、
まさかのシンゴジラに登場していただいた。
しかも、シンゴジラ(鎌倉さん)よりも、ギドラの方がでかい!! これには驚いた。平成のキングギドラって、そんなにでかかったんだ。これはムビモンでは分からなかったかも。
このあとには、メカキングギドラが控えているそうな……。
このサイズが二体並ぶだけのスペースの確保が大変。そのうちにギドゴジも出てくるだろうし……。
次回は、久しぶりに1号で完結するアイテムが来てくれるらしい。ただ、予告写真を見る限り、だいぶ心配……大好きな怪獣なので、参考写真よりもカッコよく仕上がっていて欲しいです。