東宝怪獣コレクション ジェットジャガー | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

これも……どうなんだか。

『ゴジラ対メガロ』に登場し、昨年のメモリアルイヤーには、スーツ再生、短編作品制作など色々と優遇されていたジェットジャガー。第32.33号で完成する。

 

 

 

 

このサイズだったら、絶対に一巻でできたと思うんですけど。

しかも同時並行でどでかいビオランテのパーツが付いてくるわけで、すっごい変なタイミングでの登場なんですよ。

 

正面から。

すげえ般若顔。そして、冗談としか思えないカラーデザイン。

これがゴジラに登場するキャラだって、中々信じられないですよね。

 

 

あと、このジェットジャガーは少し頭部が大きいと思います。

ポージングは、いかにも「らしい」感じ。

少し腰が引けた感じ。実際、ジェットジャガーって奮闘はするけどそんなに強くないんですよね。

 

腕や脚のスプリング上の造形など、非常に細かい作りではあります。

カラデザも、元が狂っているというだけで、塗分けは非常に丁寧ですね。

腰部分のエンブレム? なども、とっても細かい。

 

背中。

胸部と腹部のボリューム差が、いかにもな着ぐるみ感を出している。

頭の後ろとか、あんまり気付かない造形があるんですね。

 

顔のアップ。

にやつき般若(笑)

ロボットの癖に鼻があるとか、やっぱり謎造形。

手厳しいことばかり言っていますが、昨年のゴジフェスに登場したジェットジャガーの着ぐるみは、めちゃくちゃカッコよかったんですよ。たぶん、頭部の銀の輝度が凄かったんだと思う。

 

宿敵の一体と。

けっこう体高差とボリューム差がありますよね。

これ並べてみたら、どっちが号またぐと思います? どっちかってーと、普通は右のガイガンの方が2巻ぐらいで完成しそうですよね。それが逆っていうね。ガイガンは初期に一号で出ていますから。

今日は文句が多いように自分でも思いますが、この差を見ても、ぜったいに1号で完結させるべきアイテムだったんじゃないかと思ってしまいますよね。

 

 

劇中をイメージして。

このあと、歴代でも特に情けない顔のゴジラに吹っ飛ばされます。

 

見栄を切るゴジラといえば、東宝怪獣コレクションでは1955年の逆ゴジですね。

並べて飾ると、けっこう良い感じ(笑)

 

ということで、とかく不満の募るジェットジャガーでした。

やり方に不満があるだけで、ジェットジャガー本体に不満があるわけじゃないですけどね。

ラインナップを見ると、今年の5月くらいに68年『怪獣総進撃』のゴジが登場するみたい。

ジェットジャガーと並べるに似合うゴジラは、そこまで待つ必要があるかな。

2025年中に50号を迎え、折り返し地点となった東宝怪獣コレクション。分割の不満はありますけど、とりあえず頑張って追いかけていきます。