ムービーモンスターシリーズ ギャオス(2023) | 怪獣玩具に魅せられて

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『ガメラ‐Rebirth』より、ギャオスのムビモン。

リバガメの敵怪獣は割かし安くなっている印象。このギャオスは去年、ザラスの閉店投げ売りでレスキューした一体ですね。

 

どっかしらで安くなってます。ただ、現行ムビモンが以前に比べて少々品薄なので、早めにチェックしておいた方が良いかも。

 

 

正面から、

ほっそ。

飛行形態でのソフビ化です。物凄く細い。『ガメラⅢ』に登場したギャオスハイパーレベルですね。

翼の付き方にも注目。細くも逞しい腕部分が目立つ、蝙蝠のような翼の付き方ですね。

 

 

横から。

カラーは赤。リバガメの怪獣は、カラーがハッキリしている。ガメラが緑でジャイガーが紫、ギロンは青で、ギャオスは赤。

戦隊ものみたいですね。

 

 

 

 

小さき勇者たちに登場したオリジナルギャオスにも似てますが、一番近いのは、2015年に50周年記念でお目見えしたギャオスかなあ。

http://gamera-50th.jp


毒のあるワイバーンと言った感じで、カッコよさよりも気味の悪さ、良い意味での醜悪さが勝つデザインです。赤い体色も、禍々しさを醸し出しています。

 

 

背中。

細いのでボリューム的にイマイチかと思いきや、翼を大きく広げているので、けっこうデカく見える。

翼自体も被膜の筋など、細かいところがしっかり彫られているので、見ごたえがありますね。僅かながら色分けもされている。

 

 

背中に一列に並ぶ、棘と言うよりは疣のような突起。これまた気味悪い。

脚は飛行にあわせて小さく折りたたまれている。

このプロポーションでは、足を使っての自立は難しかったろうから、飛行ポーズでのソフビ化は正解だったかもね。

 

 

裏面。

ここは素体色まんまって感じ。少しくらい塗分けがあっても良かったと思うのだが。

ディテール自体は、細かくて生々しいです。どこかの国にいる変な蝙蝠の標本みたいになってますね……。

 

 

顔のアップ。

悪辣、この一言に尽きる。

蝙蝠と蛇とを足して二で割ったみたい。首の蛇腹が生々しくて良い。

 

 

 

目は小さめで、爬虫類のように感情がうかがえない。

この辺は、2015年の50周年記念映像に登場したギャオスと共通していますね。

あるいは『大怪獣空中決戦』の小さい時のギャオスなんかもそうかな。

 

 

 

口の中が黒く塗られているのは……鉄漿みたいで、ちょっと違和感。

色自体はそんなに使っておらず、部位が小さいからか顔の塗分けは細かいとは言い難い。

背中の紫とか、奇麗なんですけどね。後、瞳の一点はさすがだなと思いました。

 

 

 

廃墟の上を舞う悪魔。

どちらかっていうと、これも50周年記念映像に近いと思う。

 

 

大怪獣空中決戦よろしく、夜の街を襲うギャオス。

大怪獣空中決戦では電車を襲ってましたが……あのシーン、本当に怖かった。

 

 

飛び立つ感じでも一枚。

 

 

ジオコレの中にいれても、けっこうデカく見える。

翼のボリュームが、すごいんですね。

線が細いから単体だと物足りなく感じるかも知れませんが、中々どうして満足度はあります。

 

 

平成ギャオスとの比較。

片や着ぐるみ、片やCGモデル。

それぞれの長所を活かしたデザインです。

 

 

顔のアップ。

より小顔になって、角みたいな突起が肥大化している。

しかしこうして見ると、平成ギャオスも筋とかビッキビキに張ってるんですね。

 

 

リバガメとの大きさ比較。

 幅で魅せるギャオスと、重量特化のガメラ。

良いバランスですね。

 


大怪獣空中決戦!!!

 モンアツならばガメラの飛行形態あるんですが、パーツの付け替えがやや面倒臭い。


ムビモンで飛行形態出して欲しい。

 


繰り広げられる死闘。

リバガメのアーツは、ガメラだけで終わりかなぁ。

敵怪獣として、こなギャオス、いかがですか??

そういえば、ギャオスって、まだモンアツ化されねなかったっけ? 今年くらい、来るかな。


 

スリムであるが故の不気味さ。

ガメラとの対比が映える怪獣ですね。

 ソフビとしては少々塗りが物足りない感じはあるので、塗り直しを視野に入れても良いタイプかなとは思います。造形はかなり彫りが深くて、自立性を犠牲にした分プロポーションも劇中に近い。何だったら、茶色に塗り直して、50周年記念映像版とかにしてみるのも、面白いかもしれません。