『ガメラ‐Rebirth』より、ギャオスのムビモン。
リバガメの敵怪獣は割かし安くなっている印象。このギャオスは去年、ザラスの閉店投げ売りでレスキューした一体ですね。
どっかしらで安くなってます。ただ、現行ムビモンが以前に比べて少々品薄なので、早めにチェックしておいた方が良いかも。
正面から、
ほっそ。
飛行形態でのソフビ化です。物凄く細い。『ガメラⅢ』に登場したギャオスハイパーレベルですね。
翼の付き方にも注目。細くも逞しい腕部分が目立つ、蝙蝠のような翼の付き方ですね。
横から。
カラーは赤。リバガメの怪獣は、カラーがハッキリしている。ガメラが緑でジャイガーが紫、ギロンは青で、ギャオスは赤。
戦隊ものみたいですね。
小さき勇者たちに登場したオリジナルギャオスにも似てますが、一番近いのは、2015年に50周年記念でお目見えしたギャオスかなあ。
毒のあるワイバーンと言った感じで、カッコよさよりも気味の悪さ、良い意味での醜悪さが勝つデザインです。赤い体色も、禍々しさを醸し出しています。
背中。
細いのでボリューム的にイマイチかと思いきや、翼を大きく広げているので、けっこうデカく見える。
翼自体も被膜の筋など、細かいところがしっかり彫られているので、見ごたえがありますね。僅かながら色分けもされている。
背中に一列に並ぶ、棘と言うよりは疣のような突起。これまた気味悪い。
脚は飛行にあわせて小さく折りたたまれている。
このプロポーションでは、足を使っての自立は難しかったろうから、飛行ポーズでのソフビ化は正解だったかもね。
裏面。
ここは素体色まんまって感じ。少しくらい塗分けがあっても良かったと思うのだが。
ディテール自体は、細かくて生々しいです。どこかの国にいる変な蝙蝠の標本みたいになってますね……。
顔のアップ。
悪辣、この一言に尽きる。
蝙蝠と蛇とを足して二で割ったみたい。首の蛇腹が生々しくて良い。
目は小さめで、爬虫類のように感情がうかがえない。
この辺は、2015年の50周年記念映像に登場したギャオスと共通していますね。
あるいは『大怪獣空中決戦』の小さい時のギャオスなんかもそうかな。
口の中が黒く塗られているのは……鉄漿みたいで、ちょっと違和感。
色自体はそんなに使っておらず、部位が小さいからか顔の塗分けは細かいとは言い難い。
背中の紫とか、奇麗なんですけどね。後、瞳の一点はさすがだなと思いました。
廃墟の上を舞う悪魔。
どちらかっていうと、これも50周年記念映像に近いと思う。
大怪獣空中決戦よろしく、夜の街を襲うギャオス。
大怪獣空中決戦では電車を襲ってましたが……あのシーン、本当に怖かった。
飛び立つ感じでも一枚。
ジオコレの中にいれても、けっこうデカく見える。
翼のボリュームが、すごいんですね。
線が細いから単体だと物足りなく感じるかも知れませんが、中々どうして満足度はあります。
平成ギャオスとの比較。
片や着ぐるみ、片やCGモデル。
それぞれの長所を活かしたデザインです。
顔のアップ。
より小顔になって、角みたいな突起が肥大化している。
しかしこうして見ると、平成ギャオスも筋とかビッキビキに張ってるんですね。
リバガメとの大きさ比較。
幅で魅せるギャオスと、重量特化のガメラ。
良いバランスですね。
大怪獣空中決戦!!!
モンアツならばガメラの飛行形態あるんですが、パーツの付け替えがやや面倒臭い。
ムビモンで飛行形態出して欲しい。
繰り広げられる死闘。
リバガメのアーツは、ガメラだけで終わりかなぁ。
敵怪獣として、こなギャオス、いかがですか??
そういえば、ギャオスって、まだモンアツ化されねなかったっけ? 今年くらい、来るかな。
スリムであるが故の不気味さ。
ガメラとの対比が映える怪獣ですね。
ソフビとしては少々塗りが物足りない感じはあるので、塗り直しを視野に入れても良いタイプかなとは思います。造形はかなり彫りが深くて、自立性を犠牲にした分プロポーションも劇中に近い。何だったら、茶色に塗り直して、50周年記念映像版とかにしてみるのも、面白いかもしれません。