先日、4DXで「グリッドマンユニバース」を観てきました。3月にも通常盤を一回観ているのですが、何度見ても最高。何というかーー人生を全て擲ってでものめり込みたくなる大傑作。3月の近い時期に「シン・仮面ライダー」が公開されていましたが、僕は完全にグリッドマン派です。本当に、文句のつけどころがなく、先日の2回目も、ストーリーの展開は分かっているくせにボロボロ泣いておりました。
グリッドマンのフィギュアは、以前に紹介したグッスマの一体と、それ以外にACTでも一体持っている。例によって交換手首やエフェクトはないんですが……単体でも遊べるので、紹介します。
まず正面から。
ウルトラシリーズとは少し違ったメカニカルなデザインがカッコいいですね。
赤・銀というウルトラシリーズ定番色に加えて、部分部分に白や黄色など、独自のカラーも特徴です。
斜めから。
肩から胸部分の装甲が厚く、全体にどっしりした感じを与えます。パワーファイター然としていてカッコいい。
細かい塗り分けが見事ですね。ACTはニュージェネ世代はギンガ止まりで、以降の複雑なデザインのウルトラマンはアーツで立体化することになりました。グリッドマンは、ACTの中では色分けの多い、複雑なデザインの方だと思う。それが、丁寧に作り込まれている。
背中。
ランドセルを背負っているニーハイの女子高生ーーではありません。
顔のアップ。
ウルトラマンで似てるというと、スコットかな?
小さいながらも、彫りの深い、整った顔立ち。
メカニカルな部分と、騎士的な古めかしい意匠とが見事に調和しております。
額部分にうっすら金が塗られているなど、細かいところが光る。
ACTラマンと比べてみた。
ウルトラマンの方が頭はどう大きいイメージ。
グリッドマンは、合体ギミックがこの後に控えていたからか、いくぶん華奢です。
さて、可動ですが、グッスマのグリッドマンより、よく動く。比べるのは酷かもしれませんが。
僕の持ってるやつは下半身の関節が緩いんです。それでも、しっかりポーズを決めてくれる。
特に肩周りが優秀ですね。
肩の一部を覆ってある装甲の可動範囲が非常に広い。ので、動きに干渉しない。
あえて何を挙げるとすれば、胴を捻るのは苦手。
この形なら、腹部で捻れそうなもんだけど、ほぼ前向き個体です。個体差ではないと思うんですが……。
グリッドビームのポーズ。
グラン・アクセプターの造形も見事。
片膝立ちもしっかり決まる。
体高が抑制されているので、足を持て余すようなこともない。コンパクトながら、密度を感じさせる佇まいで、凄く良いです。
足はここまで上がる。
この状態で自立可能。
グッスマもここまでとは言わんが……もう少し股関節に遊びが欲しい。
ウルトラマンとは違う、体高低めの構えがよく合います。
がっしりしてるので、重量感のあるアクションを期待しちゃいますね。
飛び蹴りも、今回は良い感じに決まってると思う。
最近のヒーロー立ち。
腹部から上半身を逸らし気味にして、首を前に。
ゆるやかなS字を描く感じです。
SSSS版のグリッドマンと。
大きさは段違い。
デザイン変更もかなり思い切ってますね。SSSS版はかなりエッジが効いている。
どっちもカッコいいです。
ただ、動かして楽しいのはACTの方かな。
今回のお気に入りの一枚。
久しぶりに棚から出してきたグリッドマン。
買った当時は、このグリッドマンがSSSSという最高の形でカムバックするとは思っていませんでした。実は今、SSSS.GRIDMANを一から見返していて、第9話まで行ったんですが、やっぱりとんでもなく面白い。ストーリーも興味深いし、キャラクターも世界観も、アクションも主題歌も、何から何まで最高が過ぎる。その始まりを立体化したフィギュアとして、このACTのグリッドマンも、非常に大切なアイテムの一つですね。