前から見た図。
ダダと同じように白と黒を基調としつつ、一方でより複雑な幾何学模様とデザインになっている。
ダダが「怪人」だったのに対し、このギギはどこか古代文明感ただよう顔つきになっています。
斜めから。
顔は三面で一周する感じ。顔一つずつのタイプも売っていたと思います。
肩部分にハリがあるのと、シンプルなラインなのとで、腕や足がほっそりして見える。スマートでかっこいいです。
二の腕部分や太ももには皴があって、スーツっぽさがよく出ています。
表面の白がけっこう目立って、手足は陰に隠れる感じですね。コントラストが引き立ちます。
背中。
前面以上に幾何学模様が目立つ背中。スカート上になっている部分は、バルタン星人を思い出させます。
ダダは本当に、幾何学模様のタイツあるいはボディペイント的で、そのひょろっとした感じが不気味でもありました。それに比べると、ギギはかなりお洒落さんですね。
スター・ウォーズに出てきそうなCタイプがいます。
写真ではCタイプがよく前面に来ていますが、単純にこの顔が好きだからです。
可動は腕部分のみ。宇宙人は、大体そうですよね。
立たせ方としては、ちょっと腕を引き気味にするとかっこいいことが分かりました。
いわゆる、「春日スタイル」ですね。
腕を突き出すと、土偶のようでもあります。
面白いデザインですよね。これがかっこよく見えてくるんだから不思議です。
実は腰でも分割するんですが、パーツの凹凸の関係で、絶対に回せない仕様になっています。
可動部というより、成形の都合でこうなったんでしょう。
ムラがないわけではないですが、丁寧に色分けされていますよ。
今の企画だと、この色分けは無理なんだろうなあ……。ギギは背面の幾何学模様こそが美しいのに、そこをオミットされそうです。
幾何学模様同士ということで、80のサラマンドラを引っ張り出してきた。
古代文明感が出ますね(笑)
サラマンドラは異次元人が作り上げた古代文明怪獣だった――! というのもアツい妄想です。
スリムかつ背が高いのでアオリで見てもなかなか迫力があります。
動的なアクションよりも、スタイリッシュな「佇み」で魅せるキャラクターです。
独特の雰囲気が癖になる、三面異次元人ギギ。