帰ってきたウルトラマンこと、ウルトラマンジャック。
12月の再販分をゲットしました。
パッケージは、夕日を思わせるオレンジ色。
「ウルトラマン夕日に死す」の印象が強いので、ジャックといえばオレンジ色という妙な固定概念がありますね。
早速開封。
こいつは驚いた。
ポーズのつけやすさと関節の動かしやすさ、保持力については、今まで手に入れたアーツの中でも随一かもしれない。
発売は2017年なので、再販を機に改良したのかしら。少なくとも、平成ウルトラマンの中で、アクションフィギュアとしての完成度は最強だと思います。
まずは素立で。
マッシブ過ぎず、ちょっともっさりした感じ。劇中の、スーツが少したわんだジャックを忠実に再現しています。
ACTの理想体型のジャックも悪くなかったけど、やっぱりこの日本人体系で、ちょっとずんぐりした重量感あるスタイルは、他の何にもない魅力があります。
斜めから。
ウルトラマンよりも複雑な二重線を、ムラなく彩色。
この塗分けのむつかしさは、ジャックの古いソフビを塗りなおした苦労から、重々わかります。
しかし、カッコいい佇まいだな。
スラっとしているというより、大地にしっかり二の足で立っている感じが良いですよね。
赤と銀の対比が、鮮やかでとってもきれいです。
後ろから見た図。
ぷっくりした尻。後ろから見ると、けっこう中年体形で可愛い。
顔のアップ。
マン兄さんと同じですが、目のクリア加減が違いますね。口元の彫も、少し違うかな。
さて、アクションですが、とにかく動かしていて楽しいです。
どんなポーズでも、ばっちり決まってくれる。
付属品も豊富!! いろいろ見ていきましょう。
まずは基本の構え。
うん。カッコいい。マン兄さんよりも少しマッシブな感じがありますね。
パンチ!
唯一の欠点は足首の可動範囲ですが、まあ、Zと同じくらいと考えると許容かなと。
爪先立ちも簡単。自立に必要な保持力は、しっかり担保されています。
ほら、左足を限界まで爪先立たせているけれど、支えもなくしっかり立てている。
マン兄さんを意識したファイティングポーズ。
アーツ特有の股関節構造により、踵が浮いてもちゃんと立てます。
膝立ちも奇麗にできる。
ぶーん。
流星キック!!!
足はここまで上がります。
これでしっかり自立できるのも、すごいよね。体幹のたまものよね。
受けの構え。何をやっても、しっかり決まるのがアクションフィギュアの楽しいところ。
付属品も紹介していきましょうか。
スペシウム光線!
光流の表現がとても丁寧です。
軽いので、腕が持ってかれることもない。手首交換もしやすいですね。
正面から撮ってみた。このアングル、けっこう気に入ってます。
続いて、ウルトラスラッシュ。
八つ裂き光輪ではないの? ねえ、違うの??
左手はウルトラブレスレット装着時に変更可能です。
ウルトラスパーク!!
この時は、左腕にブレスレットあったらおかしいのか(-_-;)
宇宙大怪獣ベムスターをぶっ倒した、羽子板の羽根みたいなやつですね。
こいつに触れるとケガするぜ? と牽制。
顎を引き気味にすると、銀色のヘッドに影が生じて良い感じになります。
スパークをぶん投げた直後のウルトラマン。
スパーク自体はちっちゃいけれど、しっかり塗分けられていて丁寧です。
ウルトラクロス。
ドラキュラスやバット星人を倒した十字架がついたランスですね。
ジャック兄さんはやり投げに転職しても、やっていけるに違いない。
ドラキュラ退治よろしく、十字架をぶっ刺そうとするジャック兄さん。
武器が豊富なウルトラマンのアーツって、意外と初めてかも。こいつがね、すっごく楽しいんですよ!
ウルトラスパークの柄が伸びた投擲用のランス。
スパークの部分でも切り裂けそうだな。
下段の構え。
このウルトラランスは、平成以降に注目されるようになりましたね。投擲だけでなく、棒術・槍術アクションの道具としても使っています。
さて、ここらで出血大サービス!
まさかの二本刺しっ!
こんなことができるのも、アクションフィギュアならではですね。
個人的にお気に入りなのは、ウルトラスパークですね。
やっぱり、ベムスターを切り裂いたときのインパクトが忘れられません。
いろんな怪獣を切り裂き、その血を吸った飛び道具です。
付属している武器一覧。
J「セブン兄さんから授かった力--この左手に!」
遊んでよし、飾ってよし、眺めてよし。
付属品も豪華で、写真がどんどん増えていく。
最高です。アーツの中でもトップクラスに良い。ウルトラマンとしてはエース兄さんの方が好きなんですが、あれは関節の緩みが標準仕様で酷かった。最近ではかなり改善されており、特にトリガーはブラッシュアップの度合いが凄くて、アーツの決定版感さえあったのですが、再販という形で帰ってきたこのジャック兄さんも、至高の逸品ですね。もうとにかく楽しい。いろいろと「遊べる」ということ――アクションフィギュア最大の魅力を改めて、実感することができました。4年も前のアーツなんて、手に入らないだろうなと思っていたので、--本当に――帰ってきてくれて、嬉しいです!