S.H.フィギュアーツ ウルトラマン 55th Anniversary Ver. | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

ウルトラシリーズ55周年、おめでとうございます!
我らがヒーローも半世紀を過ぎ、その世界はどんどん広がりを見せております。
55周年というこの記念すべき年に、プレバンから粋な計らい。55th Anniversary版で、ウルトラマンのアーツが登場しました。

じゃじゃん。

神々しい輝きのウルトラマン。足元の55とマークも赤々と輝いております。

 

素体は、このブログでも過去に紹介したウルトラマンのもの。

それをベースに、輝度の強いシルバーとレッドで塗装されています。

色が違うだけで、すっごく豪華に見えますね。

アルファエッジのTAMASHI NATION版もそうでしたが、光の反射を強く受け、その色合いが表面に投影されます。

 

斜めから。

赤と銀だけ。ボディラインも、子供たちが普通に絵で描けそうなデザイン。

なのに、こんなにカッコいい。ウルトラマンのデザインって、そもそもの最初に究極にして頂点の完成品が出てしまってるんですよね。

その頂点の後に、同じくらい斬新かつ完成度が高い、ウルトラマンとは別の方向での頂点であるセブンが出てくるわけですが。

 

アーツの重塗装版は、赤の輝きがとてもきれい。

シンプルな分、塗分けなどはムラもなく丁寧。

ボディの輝きがすごいので、瞳のクリアが控えめにすら見えてきます。アルファの時は、ダイヤモンドカットの輝きが目の中にあったので、そこまで控えめとは思わなかったのだけれど。

 

後ろ。背びれ(ジッパー)ラインが、少し歪んでますね。

腰部の赤がきれい。

 

顔のアップ。

シンプルだからこその神々しさ。他の追随を許しません。

これはCタイプさんですね。穏やかな卵型の目と口元でそう判断しました。

 

輝きの比較。

ボディの銀は、MAFEXのシントラマンが近いですが、やっぱり赤の輝きが独特ですね。
 

赤で近いのはやっぱ、アルファだろうな。

 

可動については、アーツの初期の基準かなという感じです。

登場ポーズ。

ベースの55の赤や、腰部の赤が銀に投げかけられて、部分部分がわずかに赤く染まっています。

 

基本の構えポーズ。

首の可動が優秀で、猫背気味のファイティングポーズも違和感なく決まります。

 

膝立ちもばっちり。

降り立つ銀色の流星。

 

ゆっくり立ち上がったウルトラマン。

 

関節はいずれも良い感じに渋く、不安定なポーズも難なく決まります。

銀にかかる陰影も良い効果を生んでおります。

 

ぐっと腰を据えた構えや攻撃も様になる。

ストレート!!

至高の痩せマッチョだったマン兄さん。後世、やたらと大胸筋が発達しましたね。

 

足はここまでくらいかな。

自立するけれど、足は思ったよりも上がりませんでした。
まあ、あんまりキックしてるイメージないよね、マン兄さんって。飛行から、フライングキックをかましてる時はありましたけどね。ダダとかにね。
 
カッコいいなあ。
胸部と腰部がそれほど動かないのが難点ですが、これは個体差かもしれません。
塗装の関係で、扱いには結構気を使わなければならないフィギュアかもしれませんが、すごく良いですよ。
 
スペシウム光線。
エフェクトはついていません。
せっかくだから光線エフェクトはつけて欲しかったかなあ。
55verということで、ちょっと派手めなやつを。
あるいは、この前のギャラファイで見せてくれた、ウルトラアタック光線のエフェクトとかね。
 
光線エフェクトはない代わりに、マントがついてきます。
ACTの時は可動フィギュアでしたが、こっちは布ですね。
中に針金が入っているので、ある程度は動きます。
 
カッコいい角度とかは、研究が必要ですね。
欲を言うと、もう少し丈があれば、よりマントとしての表現がつけやすかったのだが。
 
今の僕の力量では、これくらいしかできません。
一部ではウルトラマンにマントをつけることに反対な声もありますよね。
個人的には、別にあってもなくても良いかなと。ただ、マントを投げ捨てるモーションは凄くカッコいい。そして、あの動きをするためには、マントをつけておかないといけないというのはあります。
 
マントの針金を支えにすれば、少し不安定なポーズもとれる。
 
55th Anniversary
長きにわたって地球を守り続けた、永遠のヒーロー。
 
地球の未来を信じ、
地球の幸せを願い続ける。
55周年という記念すべき時を、ともに迎えられたのは幸いでした。
少年時代に羽ばたいた夢こそが誠--その銀色の輝きが見せる奇跡と感動は、何十年の時を経ても少しも変わりません。