根源破滅天使 ゾグ第二形態 | 怪獣玩具に魅せられて

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ウルトラマンガイア第51話「地球はウルトラマンの星」に登場。テレビシリーズのラスボスとなった、ゾグ第二形態のソフビです。


横から見た図。
最近出た重塗装仕様のものではなく、1999年のテレビ放映時に出たものと推測。カラーリングは、今のものよりは薄めです。

しっかし、相当なボリュームだな。

体高はゴモラやレッドキングよりも低い。その分、前後に長いですね。

今の重塗装版は定価で2,000円近い値となっておりますが、こっちはそんなにしなかった気がする。


でもだからといって、彩色に手抜きがあるわけじゃないですよ。



後ろから見た図。
毒々しい翼の色と、全身を覆う棘が禍々しい。




前から見ると、こんな感じ。

悪辣な顔です。その一言に尽きる。


顔のアップ。
棘の向き一つ取っても、非常に複雑な構造。
口元の金など細かいところの彩色を頑張っていて、リッチな感じがします。


ややアオリ気味に。
怖いなぁ。
純然たる、悪魔的なデザイン。



四足歩行の怪獣というと、エースのジャンボキングに近いシルエットになるのかな。

あるいは、ブロッケンとかね。昭和ウルトラマン世代なので、真っ先に思いつくのはこの2体ですね。

それぞれの足が、筋肉隆々でゴツゴツしてて怖い。


後ろから見ると、翼の表現が素晴らしいですね。




紅と金の毒々しい色使い。
胴体の方にも使われております。


アオリで一枚。

四足がしっかり揃っていると、それだけで重量感に満ちています。


さてこのゾグ第二形態は、全長666mあるそうなので、

建物はこれくらいになりますかね。


突然ウルトラマンは豆粒くらいです。
HGコアな、超動ウルトラマンでもまだ大きいかもしれない。

従って、ウルトラシリーズのソフビとでは絡めて遊ばせ難いし、他の怪獣たちとも実寸にはかなりの差があります。



そもそもうちにガイアスプリームverのソフビないし。



ってことで

てぇーい
ゾグ「デカすぎんだろ手前ェェェェ!」



可動は四本の足それぞれと、翼付きの腕。

実は意外によく動く。
怒り狂いながら街を踏み潰して疾走した、あの超怖いスローモーション・シーンも再現できます。


腕はここから
ここまで動く。



ゾグ 飛行形態(笑)
劇中では羽ばたきながら走ってたので、浮力を使ってのダッシュ的な感じだったのかなぁと思います。この翼で飛行できるのかな。


他の怪獣とは絡ませづらいですが、完成度の高いソフビの一種です。


超然たる悪の怪獣! ってデザインだと、最近ではウルトラマンZのラスボスだった、デストルドスなんかが、近い意匠でした。


破滅の天使ーー言い得て妙
その禍々しい面構えには、神々しささえ感じます。