アクションフィギュアの錆を何とかしてみよう。 | 怪獣玩具に魅せられて

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先日、ACTのティガ・スカイタイプを入手しました。

まんだらけで箱無し開封品、付属品込みで1100円。驚きの安さ。

なんでこんなに安いかと言うと、袋に付箋でこう書いてあったんです。

 

「股関節のネジ錆」

 

この錆が、かなりひどかった。どれくらい酷いかと言うと、

こんな感じの赤錆だったんです。前の持ち主は、何をやらかしたんだか。

赤錆の腐食が怖いので、何とかしたいなあと思い、色々探しました。それで手に入れたのが、こちらです。

 

 

赤サビ転換防錆剤。

Amazonで800円くらいかな。

 

錆びにも2つあって、赤錆は物を腐食させる一方、黒錆は鉄の表面にできる酸化膜で、赤錆の発生を抑えてくれるらしいんです。

なので、悪性の赤錆を良性の黒錆に変えた上で、赤錆の発生を防ぐ膜を作ろうってのが、これなんですね。

元々は車のボディとかに使うものらしいのですが、それを今回はフィギュアに応用してみます。

パーマネント・マット・バーニッシュ同様に、本来の用途とは異なるところでの活用が効果的と言うのが面白いですね。

 

 

まずはボトルをよく振って、

適量をカップに入れます。

 

あとは筆で、

赤錆部分に塗布するだけ。

このカップも筆も付属して800円ってのは、ありがたいですね。

 

 

 

塗り立ての時は白濁した液体ですが、

 

だんだん黒くなっていきます。

 

 

あとは乾燥させ、足を付けるだけ。

関節を渋くした時のような劇的な効果はまったくありません。

ただ、錆の腐食の心配がないっていうのは、やっぱり安心するものですね。

 

正直1100円で買ったものなので、これが上手くいかなくてもまあ仕方がないかなと思っていましたが、効果は様子見と言ったところですね。

デメリットとしては、どうしても黒くなるので、今回みたいな全く分からない部分がベストマッチかなと感じました。

 

これが上手くいけば、USEDのフィギュアでもレスキューできる機会が増えそうですね。過去のACTとか狙ってみたいです。