ULTRA-ACT ウルトラマンタロウ | 怪獣玩具に魅せられて

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ウルトラ6兄弟の中でもセブン・マンに次いで優遇されている感のあるタロウ。アクトでも堂々の登場。










理想的なプロポーションを目指したACTシリーズ。タロウは元々が細マッチョだった分、Aほどの乖離は感じられません。




二の腕や太ももの逞しさが凄い。
テレビ版ではここまで極端なばっきばきではなく、もっとスーツ感がありました。その辺の再現はきっと、アーツの方が上手いんだろうな。12月再販分が予約できているので、届くのが楽しみです。



横から見ると、頭部のデザインの絶妙なバランスが分かる。セブンに近づきつつも、完全に同じではない。


ちなみに、タロウの次のレオの初回にセブンって出てくるんだけど、その時の着ぐるみはタロウの改造だったらしいですね。




プロテクターの彩色に注目。



この辺の細やかさは、さすがバンダイといったところ。ご苦労様です。

顔のアップ。


顔はそっくりですね。カラータイマーの青が、赤いボディや銀のプロテクターの中で映えます。赤いウルトラマンで初めて、カラータイマーが付いているんですよね、タロウって。


左腕には、キングブレスレット。


帰ってきたウルトラマン以降の、万能アイテム。



可動自体はACT後期と同じ感じ。

アーツと比較しなければ、よく動くし完成度も高いです。






ウルトラ・ダイナマイト!


マン兄さんの登場ポーズ。

細マッチョかつ長身のタロウがやると、圧がありますね。


スワローキック!



可動は優秀です。取れやすいのが欠点ですが。






東光太郎がボクサー志望だったということで、タロウの戦闘スタイルもパンチを多用したものだったように記憶しています。第1話では、アストロモンスのお腹にあるチグリスフラワーに、思いっきりパンチ連打してましたよね。


拳をぐっ!


逞しい体躯には、筋肉を強調させるポーズがよく似合う。


ちなみに胸のプロテクターは、


着脱可能です。
ストリウム光線用の別のプロテクターが付いていたんですよね。ほんとに、どこ行ったんだか……




エネルギーを溜めるタロウ。

そのエネルギーを、


お受験指導に注入ざます!


タロウ、息子を励ますの図。

タロウの息子・タイガ。

親子共演。
並べるとタイガの目つきの悪さが際立つ。
タイガのボディカラーから考えるに、タイガの母ちゃんはシルバー族かつ目つきがゼロ並みに悪いんだろうな。怖いな、母ちゃんは。


背中で語る漢ーーウルトラマンタロウ
番組の再放送を見た数でいえば、Aよりも思い入れが深いウルトラマンタロウ。よりファミリー路線にシフトしつつ、実際はシリアスでえげつない要素が多いなど、子供心に忘れられない印象を残すウルトラマンでした。ZATとの関係や、主題歌が流れ出す演出のカッコよさなど、個人的にグッとくる要素も多かったです。

ACTのタロウについては、基本的にそこまでテレビからかけ離れていない中で、理想の体型に限りなく近づけたという点で、針の穴を通すようなバランスが成り立っているんじゃないかと。敵怪獣な宇宙人に乏しい(タロウの敵役は、ソフビ化しているものも少ない)とろが残念ではありますが、これ単体で見ても中々の完成度だと思います。長身痩躯を活かしたダイナミックなポーズで、飾っておくのがオススメですよ。