英雄勇像 ウルトラマン | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

バンプレストだから、ゲーセンの景品ですね。英雄勇像シリーズから、平成ウルトラマンの2体+タイプ違い1体を入手。非常にクオリティの高いフィギュアが一気に3体、うちに来ました。
 
まず1体目 ウルトラマンティガ ティガブラスト

高さは18cmで非常にリアル。机上に飾るデスクトップ・フィギュアとしても非常に良い見栄えです。

 

横から見た図。

構えた時のスーツの皺の表現が丁寧。股の部分にできる“たるみ”まで、しっかり再現されています。

 

背中。

肩部分の分割線がやや気になりますが、まあ許容範囲かなと。

背中のファスナーを隠すためのヒレ部分の、よじれ具合が凄い。特に首筋。

 

少しばかりうつむき加減なので、顔に影ができるのも印象的。

特にティガはクリア部分が両目と額の三カ所あり、そこからの反射が顔に来るので、陰影が不思議な形になります。

 

その顔のアップ。

いいねえ。カッコいい。

平成ウルトラマンの魁。昭和ではお目にかかれなかった、エッジの効いた造形が魅力的です。

 

アオリで1枚。

ぴしっと伸びた右手の指まで美しい。

 

このティガのタプチェンジとして、スカイタイプが出ました。

ポージングも造形も何もかも一緒。

本来、このポーズはランバルト光弾を放つ時のポーズですもんね。

 

造形的にはまったく変わらない。でも色が変われば印象も変わります。

青紫一色になった瞬間、ティガブラストよりも俊敏な感じを覚えるのは、刷り込みという奴でしょうか。

 

 

 

顔は全く一緒ですが、プロテクターの中の色が金色で豪華ですね。

金はマルチタイプにはない色なので、新鮮味を感じます。

 

こうなってくると、パワータイプも欲しい所です。

たぶん、そのうち出るだろうな。

 

 

 

そして3体目。ウルトラマンガイア スプリーム・ヴァージョン

ガイアは元々、赤と銀、胸部に金という色の組み合わせですが、このスプリーム・ヴァージョンは赤・青・銀・金・黒と様々な色が複雑に絡み合っている。非常に豪華な彩色です。テレビでも終盤に向けて大活躍し、特にゾグの第二形態をこれで倒したのが記憶に残っています。

 

横から見た図。

ティガよりも腰をぐっと落とした構え、前に突き出した拳など、力と圧を感じさせるポージングです。

 

背中。

凄いですね。身体のどこの部位を注視するかによって、色んな造形的な発見が見えてきます。

 

 

前から。

ゴツイなあ。どっかの学校の体育の先生みたい(どこのだよ)。

 

 

このガイアも、細かい造形が光ります。

やっぱり首筋のこの複雑な皺の再現。

こういうところに拘ってこそのリアルフィギュアですね。

 

顔は凄まじくイケメンです。

ティガと似ているようで、絶妙に違っている。
頭部の金が良いアクセント。
 
並べてみた。
こうしてみると、ガイアの眼は横に長いんですね。
 
 
アオリ。
パワータイプのガイアには、アオリの視点が良く似合う!
 
 
 
以上、3体の紹介でした。
ここからはオマケ。他の色々なフィギュアと比べてみます。
 
 
まずはアーツと。
ガイアやティガのアーツが未発売なので、A兄さんで代用。
もともとアーツが、ACTやウルトラ怪獣シリーズの規格より少し小さめなので、ボリューム的には英雄勇像の方がありますね。
 
ACTとの比較。
まあ、ちょうどくらいかな。
ただ全体のマッシブ感はだいぶ違います。可動を取るか、固定の完成度と造形美を取るかの違いでしょうね。
 
大きさ的には、旧ウルトラ怪獣シリーズの規格と同じくらいですかね。
ゴルザと絡めてみた。
少しティガの方が大きいですね。組み合わせのバランスは、少し難しいです。
 
 
遊ぶよりも、飾ることに特化したフィギュアたち。
こんな感じで飾って眺めるのが楽しいですね。
このシリーズ、造形的には凄くクオリティが高いので、色んなウルトラマンを作ってほしいなあ。今後、ダイナ・ガイアが25周年を迎えるわけですから、それに合わせてばんばん出しちゃいましょう。とりあえず平成初期三部作が終わったら、次は昭和に戻っても良いわけだし。この大きさでこの造形の固定フィギュアってあんまり持ってなかったので、もっともっと続いてほしいと思います。
 
アオリ&ドラマチックに撮ってみた。ウルトラマンって、カッコいいよね。