ムービーモンスターシリーズ ゴジラ(ミレニアム 現行発売版) | 怪獣玩具に魅せられて

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ムビモンのミレゴジは、映画公開時にまず発売され、それから20年くらい経った最近になって、再度発売されました。
市場価格で1500円前後。映画公開時1000円前後に比べると、やや割高感はあります。
 
ただ、今ミレゴジの立体物を手に入れようと思ったら、一番手っ取り早いのがこれなのでね。ぜひともチェックしておきたいソフビです。
基本は、映画公開時のものと同じ。
元が良いので、このソフビもカッコいいですよね。

改めて思うけれど、ミレゴジって絶妙なバランスだよな。

映画公開時は、「カエルみたい」とか「平成ゴジラの方が良かった」とか色々言われてましたが、新しいゴジラ像として、1つの答えを出してることだけは確かなんじゃないでしょうか。僕は、とても好きです。

 

前から見た図。カラーリングは、若干違っております。

 

 

さて、この現行販売版のミレゴジなんですが――というか、ミレゴジ限ったことじゃなく、現行のムビモン全体に言えることなんですが、

劇場公開時のものに比べて、ちょっと小さいんですよね。

それなのに値段は高いってのが、納得いかない部分もあります。

 

 

ただ、小さくなったことで顔回りとかは、よりスタイリッシュになっている感はありますね。シルエットや目つき含めて、鋭さを感じさせる造形なんですよね。それがカッコよくもあります。

 

横顔の方が分かるかな?

ね。コンパクトに収まっている分、すごく顔が精悍になっているというか。

この納まり具合が心地よくもあります。何か、しゅっとしたなあみたいなね。

 

カラーリングで異なるのは、胸部です。

ここに緑が吹きかけられているんです。

ミレゴジ、特に『G消滅作戦』のミレゴジは、手塚監督が意図していた以上に緑が強調された体色になったんだとか。手塚監督がそれを唯一の心残りにされていました。

 

全体の皮膚のディテールも、小型化したことでより細かくなっていますね。

特に首筋や頭部。

いや、細かい。ぎゅっと握ると痛そう。

 

 

改変の中で残念ポイントは、尻尾。

背びれのラインを塗ってくれないんですよ。

これ、劇場公開時版では塗ってくれてるんです。

まあ、埃積もっちゃって分かりにくいんですけど(;´・ω・)

 

背びれも、塗りの手抜きが目立ちますね。

現行版は背びれの内側を黒のまま済ませている。これもちょっと残念ポイント。

 

ただ、劇場公開版の大きさや塗りに比較して文句言ってるだけなので、これ単体で見ると、良さの方が引き立たつのは間違いない。

カッコいいです、このミレゴジ。

ゴジラストア限定で、お決まりのカラーバリエーションが存在。それについては後日!