丹精込めて育てないニンニク(1) | 怪人・炎帝神農 時空変遷

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野人エッセンすの理論で覚醒。これからその理論の実践をできるところから進めていく。今の一般常識との差や壁も、自分なりに表現する。数年内に草の根地域起こしを始める。現代の炎帝神農に成るべく日々精進。

カレーの材料が必要になり、スーパーで1個400円の大蒜を買った。

産地として市町村の名前がついているブランドニンニクである。

パッケージには「土づくりを行い、丹精込めて育てた安心・安全のニンニクです」とある。ネットで栽培方法を見てみると、

 

・7~8月は土づくり ・・ よく耕し、肥料を入れる。

・9月以降で種の植付け ・・ 種ニンニクを消毒し、ビニールマルチで土を覆ってから植付けする。

・10~11月で芽だし ・・ ニンニクは肥料食いなので、数回ほど追肥する。

・12~3月は積雪で冬眠

・4~5月は成長・肥大期 ・・ さらに追肥する。病気予防のため農薬をまく。

・6月下旬から収穫 ・・ 大きく育った立派なニンニクとなりました。

 

農業として栽培する場合は、これが一般的な方法のようだ。

 

思い出してみると、去年9月に、怪人菜園で初めてニンニクを6つ植えた。やったことは、種の植付けと6月下旬の収穫、たったこれだけ。今年6月の収穫時は、市販サイズよりも少し小さめなニンニクが6個できた。もちろん普通に食べられる。

栽培期間中は虫も全くつかず、病気にもならない。もちろん、肥料も農薬や除草剤も使わない。ビニールマルチもしない。ただ、栽培期間中は、表土を乾燥から守るために、近くの河川敷の刈草をのせて草マルチにしておいただけ。

 

今年9月も、昨年と全く同じところで20個の種ニンニクを植付けした。植付けといっても、耕起はせずにそのまま指で穴をあけて種を放り込むだけである。2週間後には20個全ての種から発芽した。現在、葉が4枚ほどになり、虫にも食われず、茎の高さは20㎝以上に成長している。耕起なし、肥料なし、種消毒なし、農薬なし、ビニールマルチなしのなしなしづくし。やったのは草マルチだけ。耕起しないので土の表面に乗せておくだけである。さあ、来年の6月はどうなっているだろうか。