長男が小学生になる年の春休み、夫の実家に帰省中の事。

 

3月31日 

夫の従弟家族も帰省しており大人数で食事をしていました。

ご馳走が並ぶ食卓の上、長男が自分の靴下を投げたのです。

誰に向けて投げたのか定かではありませんが、何か気に入らないことがあり、履いていた靴下を脱ぎ、食べ物の上を通過させました。

私はこの時、ここはきちんと悪いことだとわからせなくてはと、怒るというより、冷い声で

『投げるんだったらこの靴下は要らないということですね。では、このまま捨てます。』と、靴下をゴミ箱の方に持って行く素振りを見せました。そうしたら

『いる~』と、長男が泣き出したのです。

結果靴下は捨てられこともなく(私は始めから捨てる気はない)そのあと、どうやって収拾したのかはっきり覚えていませんが、食事の後夫に

『あれは、虐待だから、お父さんもそう言っている。』

『へ?虐待?』

『そう、相手にストレスを与えることは虐待だ。』

『でも、マナー違反なことをしたよね。それは、やっては駄目だと伝えるのも?』

『じゃあ、虐待じゃなければ体罰だ。』と。

私も靴下を捨てると長男を脅すような言葉かけをせず、どうしてダメなのか夫の両親や従弟夫婦に対する見栄より長男の気持ちを尊重して説明すればよかったと、随分後になってから思いました。

どうして随分後になってからそう思い返したのかというと、その夫の『虐待』発言から、私の精神状態がおかしくなったからです。それまで、本当に仲の良い夫婦だと思っていたので(それから6年後、そう思っていたのは私だけだったと発覚!)その3月31日の虐待発言から4月下旬のGWにまた、夫の実家に帰省するまでの間、毎日ほとんどの時間吐きそうなくらい、私の行動は虐待、私の子どもの接し方は虐待。虐待、虐待、虐待、と、頭から離れなくなってしまい、そう思うと怖くて、自分の子どもなのにどう接していいのか、それまでどう接していたのか分からなく、かなり精神的に参ってしまいました。GWに帰省する際には、夫に『お父さんもそう言っている』と、言われたので義父に会うのも怖くなり帰省中には挙動不審な態度になってしまった。そしてそれを見た夫は、子供たちがおじいちゃんを避けたり嫌いだと言うのは私のせいだと。私が義父を避けるから子供たちも真似をする。そうでしょう、そうなんでしょう、あなたのおっしゃる通りなんでしょう、でもその時の私にはどうにも出来ませんでした。だって、心を病んでいたのですから。

夫にしてみたらそれまでいろいろ思うことがあり(主に長男の小学校受験)、思い知らせてやろうと満を持して使った言葉だったようで、目論見通りその一撃で本当に私は精神を病みました。

 

自宅に戻ったら話し合おうと、持ちかけましたが一切返事はなく、3月31日、ここから長男が4年生の冬頃まで完全に私は夫との間のシャッターを閉じてしまいました。

この約4年間は、家族四人誰にとって、もっともしんどい4年間だったと思いす。

今振り返ると、自分のことで目一杯で、子供たちには本当は感じなくてもいいプレッシャーやストレスをかけてしまい可哀想な時間を過ごさせてしまいました。