完全に体験者個人の感想です…
とあるお彼岸のお話。
お話をしてくれたのは本家の仏壇をみていた親戚の叔母さん。
お盆に墓参りに行けなかった私がお彼岸に合わせて本家にお邪魔した際、お茶と一緒に「仏壇の下げ物だけど食べるかい」と和菓子を出されました。
特に下げ物に対して忌避感が無い私は「いただきます」と言いました。
すると叔母さんが「これとこれは美味しいと思うけど、これは美味しくないと思う」と和菓子を指さして言います。
特に変わった感じも無く美味しくないと言われた和菓子を指さして「これなんか美味しそうじゃない」と私は言いました。
すると叔母さん「それはおばあちゃんの好物だったからさ」と…
叔母さん曰く好物の和菓子は翌日下げても味が変わったと感じるらしいのです。
祖母は洋菓子は苦手だったので生前も好んで食べていなかったのですが、洋菓子は翌日でも美味しいらしいです。
それは叔母さんが和菓子より洋菓子の方が好みなだけでは?と思いますが、叔母さん結構真顔で「本当に違うのさ」と力説です。
試しに美味しくないと言われた和菓子も頂きましたが特に不味いとは私は感じません。
叔母さんは「ねえ?なんか美味しくないでしょ」と聞いてきました。
力説後の質問なので「まあ、風味がちょっとね…」と弱肯定の意見を半ば強要された感じです(笑)
こんな感じで不思議な話って「尾ひれが憑いて広まるんだろうな」と思った少し昔のとあるお彼岸のお話。
力説した叔母さんも今では手を合わせられる側に渡られ、今年少し早いのですが連休を使って本家にお花と洋菓子を持って本家にお邪魔し、そんな叔母さんの昔話をしたら思いのほか盛り上がったので…
