これは当時噂になっているという話しを札幌の怪談話し焼肉会（スキー場とは違う年）で聞いたお話
ブログ記載時（令和５年）ではすっかり有名になった夕張炭鉱跡地の心霊現象ですが、２０年以上前の段階で既に様々噂話しは有りました。
当然、怪談話し焼肉会なんてお題目で集まるのですからガチ目と思われる夕張炭鉱に突撃している人がいました。その人はグループ4名で夕方下見を兼ねて保険金殺人事件現場及び炭鉱跡地目指し夕張を訪れたそうです。
夕方の段階で下見を終え、暗くなったらどこから回るかと車中で相談したところ、一人の女性が「帰りたい」と言い出したそうです。（その女性は焼肉会不参加、彼氏の付き合いで巻き込まれた人）当然「これから本番」の時間帯ですから他のメンバーは何で？と反対したそうです。しかしその女性は帰らないなら一人歩いてでも帰ると譲らず理由を聞いても「何も話したくない」と下を向いて目を瞑り「帰りたい」と「何も話したくない」を繰り返すばかり…彼氏君も心配になったのか帰る派と帰らない派２対２。
運転が彼氏君だった為、優先は彼女さんとなり暗くなる前に夕張を後にしたそうです。
後日、このお話をしてくれた猛者が彼氏君に結局なんだったんだと理由を聞いたところ、夕方暗くなり始めたところで後部座席に明らかに人の形をした真っ黒い塊が男性２名の間に座っていたのが彼女さんに見えたそうです。
猛者は全くそんな気配も感じていなかった（彼氏君も同様）為、気のせいだと思うでその時はお話は終了。しかしその年の冬彼氏君はその車で事故を起こし車は後部部分が大破、彼氏君も入院する大けがを負ったらしく…
退院後、４人でお祓い（言い出した猛者が全員分支払ったらしい）を受け、その後は特に何もない（聞いた時点でその後は不明）との事。
その猛者は、その後も悪びれた風もなく新しい相棒と一緒に当時も彼方此方心霊スポットに突撃していた様子（新しい相方は参加者）で猛者の話しが終わった後にお祓いについて聞いたら「自己責任で一緒に行っているけど夕張みたいな「アタリ」はないから猛者も自分もそれ系統は無縁な横好き系だと思う」と笑って話していました。